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カリフォルニア

【9月4日公開】ラストベルトの片隅で、ありのままの世界を映す。|Bing Liu『行き止まりの世界に生まれて』

監督:ビン・リュー/アメリカ中西部の閉塞した田舎町に育った3人の少年、キアーとザックとビン。彼らは大人になり、カメラの前で率直な、苦しい胸の内をあらわにする。彼らが受けてきた虐待や、自身が加えている暴力について。彼らの個人的な出来事を通して、アメリカの現実を鋭く射貫くドキュメンタリー。9月4日、シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開。

【音楽を聴いて旅気分】野村訓市が選ぶ、「ヒッピーの聖地〈ビック・サー〉へ向かう車で聴きたくなる」プレイリスト

『BRUTUS』の特集「いつか旅に出る日。」(914号)で、アメリカ・カリフォルニア州にある〈ビック・サー〉の取材を行った野村訓市。
〈ビック・サー〉とは、荒々しい海岸線と大きな森林に囲まれた、小さなコミュニティのこと。かつてビートニックの作家たちは“その大自然”にインスピレーションを受け創作し、彼らの作品を愛読するヒッピーたちはこの場所に憧れを抱いた。
目的地には、サンフランシスコからロサンゼル

SOMEWHERE, SOMEDAY いつか旅に出る日。

旅の動機はさまざまです。誰かの話に耳を傾けたり、一枚の写真に心を揺さぶられたり、映画の一シーンに魅せられたりと、いつか行きたいという思いが募っていく。思い立つ時、旅はすでに始まっているのです。いつかどこかで理想の人と出会いたいと願うように、本当に行きたい場所を探す。そこにいるだけで心が満たされるピースフルな場所。旅に行きたいと思うことは、平和を願うことと同じ欲望なのかもしれません。SOMEWHER

San Quentin #1 (Angela Davis at San Quentin)(1971)|ピーター・ソウル

 誰もが知る『三匹の子豚』のお話。多くの人は子供の頃に絵本で知ったのではないでしょうか。レンガの家を造り、狼の手から逃れた子豚から学ぶのは、「手抜きをせず真面目に取り組んだ者が救われる」ということ。そんな3匹の子豚たち、上の絵ではそれぞれ「正義」「金」「権力」と書かれた帽子(英国などの大学の卒業式で被るあの四角い帽子)を頭に、恐怖の表情を浮かべています。どの子豚も血管でできた十字架に磔にされ、助か

ノーウェイブ?

サードウェイブの次なるムーブメントって? フォースウェイブかと思いきや、そんなうねりは見あたりません。サードウェイブの荒波が落ち着いた、今のコーヒーシーンは、ことのほか穏やかで、海面は美しくスムースで、新しい波を待つにふさわしい状況です。つまり、ノーウェイブ? トレンドに流されない、新しいスタンダードが生まれそうなコーヒーまわりなのです。

今回のコーヒーの教科書はノーウェイブだけにテーマはブレン