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生産者

グアテマラ・ モンテネグロ

〈丸山珈琲〉のヘッドロースターとして数々のバリスタチャンピオンの焙煎を手がけた店主の中村一輝さんが、2014年に独立して開いた店。焙煎には、熱の伝わり方が柔らかいプロバット社の5㎏釜を使用、生豆にストレスを与えず火を入れることで、風味や質感を引き出している。「この銘柄はチョコレート、キャラメル、バニラなど多彩な表情と、リッチな甘味とコクが特徴です。中村さんは、生産者との信頼関係も厚く、その歴史から

ルガリコーヒー ウォッシングステーション

東京・世田谷から、全国にコーヒーカルチャーを発信する焙煎家の柴佳範さんの自慢の銘柄。「2016年に操業を開始したウォッシングステーション。農家との信頼関係プラス最先端設備の導入で、急激に伸びてきた生産者です。豆は、西部キブ湖沿岸の産地で栽培し、ナチュラルで精製したブルボン種。アプリコットや黄桃の甘い香りとフレッシュ感を最大限に生かすべく、浅煎りに焙煎。シロップのような口当たりが持ち味です」(石谷)

僕らのケニア 「サゲイニ」

スペシャルティコーヒーに特化した共同買い付けグループ〈珈琲の味方塾〉にいち早く参加。仲間とともに生産者と交わり、生豆の可能性を引き出す焙煎方法に道筋をつけてきた。代表の井崎克英さんは、大西さんがコーヒーと人生の師と仰ぐ人物だ。「そんな井崎さんが愛してやまないのがケニア。中でも、その時々に最高のものを選んだのが『僕らのケニア』です」(大西)。透明感があり、マンダリンオレンジのような爽やかな果実味とフ

COFFEE UNIDOS (福岡/糸島)

糸島の人気アンテナショップの中にある〈Tana Cafe〉の姉妹店として2013年オープン。店主の田中裕之さんは、自宅の一角から焙煎を始め、同年から豆のダイレクトトレードを開始。以来毎年2月にエルサルバドルとニカラグアへ。生産者と一緒に農園を巡り、食卓を囲んで意見交換も。「彼らが一番いい豆を分けてくれるから。大切に焙煎しようという思いは強いです」。店内には試飲ボトルが並び、全種類の飲み比べができる

ROKUMEI COFFEE CO. TOMIO ROASTERY (奈良/富雄)

1974年に創業した奈良の老舗〈coffee beans ROCOCO〉の新展開として、2017年に焙煎機を構えオープン。店主はスペシャルティの焙煎技術を競う『ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2018』の覇者、井田浩司さん。「奈良はまだ自家焙煎のお店が少なく、深めの焙煎がメイン。甘味やフルーティさが際立つ浅煎りのおいしさも伝えたい。また、豆の種類でも個性を出したい」と、生産

MELBOURNE

果実としてのコーヒーに注目し、素材そのものが持つ味をいかに引き出すのかという点にフォーカスしたサードウェーブは、アメリカ西海岸から海を渡り、オーストラリアの南部で独自の進化を遂げる。メルボルン。1950年代にイタリアやギリシャから多くの人々が移り住んだこの街に届いた波は、深く根づいたエスプレッソ文化と相まって、日々に溶け込むコーヒーを育んでいった。爽やかで、軽やかで。でも、芯のあるコーヒーの街。多

多忙なら簡単に淹れて美味しい豆。

南インド料理の後に飲むものは、チャイであることがほとんどだ。須田竜くんが都内の南インド料理店を独立して、自分の店を持ってからしばらくした頃に、モーニング営業を始めたと聞いた。インドのモーニングセットってなんだろう? 興味津々で行ってみたら、パンとインドの惣菜数品、そして飲み物はコーヒーだった。しかもオオヤさんが焙煎した豆を使っているという。どうやら知人から国立に面白い南インド料理店があると教えても