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社会との関係 建築は社会にどうコミットできるか。|成瀬・猪熊建築設計事務所

 不動産業界だけでなく、建築家の間でも手がける人が増えてきた「シェア」物件。この分野で一歩先んじた活動をしてきたのが成瀬・猪熊建築設計事務所だ。彼らがシェアについて考え始めたのは7、8年前。シェアという概念がまだあまり一般的でなかった頃だ。集合住宅を依頼されたが通常のプランでは収支が合わない。そこで当時話題になり始めていたシェアハウスとして事業収支を計算してもらったところ、ビジネスとしても成立する

記憶の中の香気を辿って。

鼻孔をかすめた香りにより過去がふいに蘇る時がある。例えばカクテルとシガーが混じったジャズクラブの香り。“記憶”をテーマにした香水シリーズは〈メゾン マルタン マルジェラ〉から。新作のテーマは「1992年、マドリードの理髪店」の記憶。12,000円(メゾン マルタン マルジェラ/メゾン マルタン マルジェラトウキョウ☎03・5725・2414)

フランスの新たな鬼才。それは—。

 ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、エリック・ロメール、レオス・カラックス、アルノー・デプレシャン……類い稀な才能とカリスマ性を持つたくさんの映画監督を輩出してきたフランスから、久々に注目の鬼才が現れた。それがギヨーム・ブラックだ。しかしこのブラック、これまでに発表した作品は一つの短編と一つの中編のみ。なのだが、その中編『女っ気なし』が本国でロングランヒットし、昨年日本でも熱狂

FINN JUHL NV-45 いま、なぜフィン・ユールか?

後ろ姿の美しい椅子は良くデザインされた椅子である。とするならば、フィン・ユールの《No.45》は、その最たるものといえるだろう。ユール自身も座っていたその椅子を撮影するため、デンマークの彼の自邸までやってきた。ついぞ座る夢は叶わなかったが、光が差し込む窓辺に向かって置いた《No.45》、その後ろ姿の美しいこと。これを見るためにもう一つ椅子が要るんじゃないかと思ったほど、というのも冗談とも言えず、「

おいしいとは、上質とは。|ホルトハウス房子

『暮しの手帖』の仕事をはじめた時、僕はすぐにホルトハウス房子さんにお会いしたいと思っていた。ベストセラーになった『カレーの秘伝』『ホルトハウス房子 私のおもてなし料理』は、正統であること、上質であること、自分のスタイルを持つことを僕に教えてくれていた。
 いつも若々しく、チャーミングなホルトハウス房子さんから、ある日、料理と味についてこんなふうにお話しいただいた。
 食べている最中ではなく、食べ終

Honda Monkey

 47年前に登場した小さなレジャーバイクが、今日でも変わらぬ姿で販売され続けています。車名はモンキー。名前の由来は乗る人の姿がサルに似ている、という説が一般的ですが定かではありません。古典であり定番、乗って楽しく、いじって面白く、そして奥深い。また、眺めれば不思議な癒やしさえ与えてくれる貴重な日本の財産です。見た目こそ大きな変更はありませんが伝統の4ストロークOHCエンジンには電子制御燃料噴射装置