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神保町

映画で辿る、東京ノスタルジー。

 1983年、ドイツ人監督のヴィム・ヴェンダースは、ドキュメンタリー映画『東京画』を撮ろうと思い立つ。テーマは、敬愛する小津安二郎の映画のような風景が、東京にまだ残っているかを検証することだ。しかし、彼の目に映ったのは、小津のそれとは似ても似つかぬ、混沌とした東京の姿だった。本作を今観ると興味深いのは、そこにもまた失われた東京が記録されていることである。歴史を遡れば、初めて東京がフィルムに収められ

南インドの定食と軽食『三燈舎』●神保町|ケララ出身のシェフが作る 優しく洗練された味わい。

 店主は、インド料理好きが高じてインテリア業界から飲食の道へ転身した堀文子さん。シェフはケララ州出身のトーマスさん。共に南インド料理専門店の先駆〈ダバ インディア〉で働いた仲間。カレーの町、神保町にありそうでなかった南インド料理店が昨年オープンして話題を呼んでいる。南インドの中でもトーマスさんの故郷、ケララ州の味にフォーカスし、ミールスとティファンと呼ばれる軽食をメニューに揃える。ミールスは、サン

【経堂に魔がすむ。】経堂に颯爽と現れた南インド料理。

 前回の湖南料理の店「香辣里」は、あの発酵中華のすっぱ辛さが癖になり、取材後すでに、2回もリピートした。なんでか知らないけど、短期間に何度も行くとなんとなく「また来ちまいました、ぐへへ」というような卑屈な気持ちになるのだが、今回もすでにそうなってしまいそうな気持満載である。

 なにしろ今回訪ねる南インド料理屋「フードタイム」は、私が疲れたとき酸素カプセルに入りに行き、そして「やしげる」という強烈

もっと自由で、クリエイティブに。 枠組みを超えた日本のイタリアンを。

日本人の自分がイタリアンを表現したらどうなるのか。自分に課題を課すように挑戦を続ける、徳吉洋二さん。例えば、定番の「カルボナーラ」なら、なぜ卵とチーズなのか。その土地の地理、歴史、食材、人々を突き詰め、伝統そのものを理解し、必然性を納得したうえで料理する。色や形、体験から作りたい料理を発想し、食材を探して当てはめるというアプローチも、徳吉流のスタイルだ。

ハゲとスタイリング剤。

仕事柄、いろんなスタイリング剤を試す。クラシックな七三分けなら、昔からあるロックンロールな人がつけていた石油系のポマードが断然ビタッとキマる。熱を加えると溶けて乾き、スタイリングが崩れない。水溶性のポマードなんかじゃ出せないめちゃくちゃ良い質感が出る。だが、撮影で使ったら、シャンプーを5回しても全然落ちないと、モデルのマネージャーからクレームが来た。最近おすすめしたいのは、ニベアの小さい青缶だ。艶