キーワード

ハワイ

曾祖母の暮らした家を“素材”として自由に使う。

 自分にとって世の中のものはすべて“素材”。家について聞く中で、そんな話を始めたアーティストの岡本亮さん。ここ数年は骨董に溶岩や動物の骨、季節の植物などの自然物を組み合わせた立体作品を発表していて、その延長で家も素材に見えているようだ。もちろん、作品に選ぶ素材は「鳥肌が立つほどのもの」で、家から受ける刺激はそこまで強くはないが、材料を見ればアイデアが浮かぶし、それを実行したくなる。その結果がこの空

モテてたら子持ちの年上の女と結婚してないよ(笑)。|野村克也

 お前の肩じゃ1軍は無理だと言われてね。肩の強さは天性だと。だが先輩で2人ほど、遠投がいいって。試合、練習後の無人の球場で、毎日遠投をやった。恥ずかしい話だけど、ある日、1軍の堀江さんに「キャッチボールやってくれ」と言われたんだ。緊張して投げるとボールが変化してしょうがない。緊張すればするほど変化する。「ボールどないして握ってるんだ?」と、見せたら頭を思いっきりぶん殴られて、「プロのくせに握り方も

野球部の集合写真は俺だけ半ズボンにランニング。|野村克也

 高校に行かず、働くことを条件に野球を始めたんだけど、兄貴が妙に背中を押すんだわ。「野球やりたいんだろ? 峰山高校工業科は社会人野球の名門、カネボウと繋がりがある」と。化学なんてわからず、最初に覚えたのはH2Oや(笑)。高校は野球漬け。家へ帰って夜はバットの素振り。手はマメだらけ。高校時代の目標はまずお金。そもそも美空ひばりが人気歌手になるのを見てて、「よし、俺も歌手になろう」と音楽部に。中学1年

HAMILTON

三角のケースが近未来的な印象を与える、ブランドのアイコン「ベンチュラ」は、映画『ブルー・ハワイ』で、エルヴィス・プレスリーが着けて以来、多くのハリウッド映画で使用されてきた。これは、その誕生60周年の記念モデルだ。スリット仕立てのダイヤルは、この時計をプライベートでも愛用したプレスリーのステージマイクがモチーフ。オールディーズ・ファンの琴線にも触れる。

小林亜星

戦時下の少年時代から退廃のにおいに魅せられた自称、ナンパな不良少年が、ハワイアンやジャズを片手に夜の世界を飲んで、買って。一度は入った会社を飛び出して、万人の耳に残るメロディを生み出し続けた才人、小林亜星。小さな事務所でその巨体を響かせながら語る人生は、骨太な反骨精神を持つ本当の不良だけが語り得る、軽快で耳に残る歌だった。

サーフィン - 佐藤 卓 / グラフィックデザイナー

「昔は毎週末。今は夏と暮れにハワイで。空港に着いたら、即ボードを取りに行って、午前中は毎日海へ。誰にも邪魔されない時間です。波に乗る瞬間は、うつぶせの状態から一瞬で立つわけ。完全に無の状態。硬くなると危ないから、力を抜いてリラックス。波は自分の力で押し返せないんですよね。体を波に添わせて、自分のラインを描く。力でねじ伏せるんじゃなくて、環境を利用してポテンシャルを引き出すのは、自分のデザインへの向

文筆家・星野道夫を語る|池澤夏樹

星野道夫が亡くなった後、彼の功績を伝えようと誰よりも役割を担い、果たしたのが、作家・池澤夏樹だった。星野が為した仕事の意味を都市に暮らす人々に伝えた紹介者。でも、なぜ、そこまで一人の男の人生に思いを馳せて、文章を重ねたのか? 文筆家としての星野について魅力を語る言葉の端々に、その答えが滲んでいた。

70年代のサーフ文化をリアルに体現する。|トロピカル松村

「僕が好きなのは1976〜82年のサーフカルチャー」と、熱く語るトロピカル松村さん。中学校2年生の時に観たサーフ映画『ビッグ・ウェンズデー』(1978年公開)の主人公のファッションにヤラれて以来、サーフヴィンテージの虜になった。
「赤いネルシャツと薄汚れたブルージーンズ、劇中音楽などすべてが格好よくて。“自分はこのスタイルでサーフィンやりたい!”と思い立ちました。母親に紹介してもらった50代のオジ