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ハワイ

服の履歴書

60年代のオリンピック選手が着ていそうなクラシックでスポーティなニットやブルゾン。グラフィカルなロゴやトロンプルイユ(だまし絵)ポケットは、高度なニッティング技術で表現したという。ルックにたびたび登場するパディング入りのハットは、ブランドのアイコンといえるブラックナイロン素材を使用。ミウッチャ・プラダが仕掛けるクリエイションを、パズル感覚でミックスしたかのようなスタイルだ。

観たくても観られない。 そんな時代を生きてきた。| 大林宣彦 (映画監督)

あんな人物の映画は観たくないと思っても、観ればその人を深く理解できるので、積極的に観るようにしている。だから「観てない映画は?」と聞かれても、思い当たるものがない。そう話す大林宣彦監督には、しかし観たいと思っても映画を観ることのできない時期があった。
「戦後、被占領期は映画を観られませんでしたからね、GHQ(連合国軍総司令部)が観せてくれるもの以外は。GHQ最高司令官のマッカーサーが、日本人にアメ

大事なのは、役者の心を開くのではなく、まず自分自身を開くこと。

『東京奇譚集』に収録された村上春樹の短編を、松永大司監督が自らの脚本で映画化した『ハナレイ・ベイ』は、美しいハワイの風景の中、大切な息子を失った母の喪失感を静かに描いていく物語。もとは役者だった松永監督が憧れ、その作品やワークショップを通して演出法を吸収していった橋口亮輔監督に、まずはこの作品の感想から聞いた。

橋口亮輔 拝見して、1作目の『トイレのピエタ』とは段違いだと思いました。感動しまし

【蜜とは? そして、イカに飯とは?】渋谷で巡る辺境料理、ポルトガルからペルーへ。

「渋谷がいい。渋谷以外では食いたくない!」
 私がごねるので今回は渋谷で2軒、世界一周メシである。渋谷の文化村シアターコクーンで、かつて故中村勘三郎さん(当時勘九郎さん)に書き下ろした芝居の再演を一か月近くやっており、それが3時間を超える芝居で、いきなり「江古田にいきましょう」などと言われても身動きがとれないのだ。
「渋谷にも辺境料理はあります。どれほどでもあります」
 社長はいつだって頼もしい。

曾祖母の暮らした家を“素材”として自由に使う。

 自分にとって世の中のものはすべて“素材”。家について聞く中で、そんな話を始めたアーティストの岡本亮さん。ここ数年は骨董に溶岩や動物の骨、季節の植物などの自然物を組み合わせた立体作品を発表していて、その延長で家も素材に見えているようだ。もちろん、作品に選ぶ素材は「鳥肌が立つほどのもの」で、家から受ける刺激はそこまで強くはないが、材料を見ればアイデアが浮かぶし、それを実行したくなる。その結果がこの空

モテてたら子持ちの年上の女と結婚してないよ(笑)。|野村克也

 お前の肩じゃ1軍は無理だと言われてね。肩の強さは天性だと。だが先輩で2人ほど、遠投がいいって。試合、練習後の無人の球場で、毎日遠投をやった。恥ずかしい話だけど、ある日、1軍の堀江さんに「キャッチボールやってくれ」と言われたんだ。緊張して投げるとボールが変化してしょうがない。緊張すればするほど変化する。「ボールどないして握ってるんだ?」と、見せたら頭を思いっきりぶん殴られて、「プロのくせに握り方も

野球部の集合写真は俺だけ半ズボンにランニング。|野村克也

 高校に行かず、働くことを条件に野球を始めたんだけど、兄貴が妙に背中を押すんだわ。「野球やりたいんだろ? 峰山高校工業科は社会人野球の名門、カネボウと繋がりがある」と。化学なんてわからず、最初に覚えたのはH2Oや(笑)。高校は野球漬け。家へ帰って夜はバットの素振り。手はマメだらけ。高校時代の目標はまずお金。そもそも美空ひばりが人気歌手になるのを見てて、「よし、俺も歌手になろう」と音楽部に。中学1年