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小説家


【12月19日〜2021年1月9日上演】現実と虚構の間で。松井周の創作世界を豊﨑由美が検証。
脚本:松井周/演出・出演:柄本明/出演:藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣/IT企業の社長をしている男(藤原竜也)は、一人暮らしのある老人(柄本明)を家に連れ帰り、生活を共にすることにする。部下や別居中の妻には、家政夫と説明するのだが、その真の目的とは。藤原と柄本は5年ぶりの共演。12月19日〜2021年1月9日、東京芸術劇場プレイハウスで上演。●問合せ/ホリプロチケットセンター☎03・3490・49

静謐さと美しさに満ちた小説世界は手作りの万年筆から生み出される。|津原泰水 ●小説家

【作家の日用品】生活に寄り添い作家の世界を彩った物の話。

特集に登場してもらった24人にマイカップを尋ねたら、「その人らしさ」があらわになりました。
成田周平さんの作品だそうです。うちの事務所にコーヒーカップを選んで買ってきてくれるスタッフがいて、これは「土っぽい感じが似合いそう」とセレクトされたもの。

古今東西、名監督はこじらせ女子がお好き? 『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』

日本の美意識を研ぎ澄ます。 働く男の矜持は手元から。丨SEIKO

【話題の映画】今度は女が銃を拾ったら⁉ 『銃2020』。
作家・中村文則の第1小説『銃』(2002年刊/河出書房新社)が村上虹郎主演で映画化されたのが2018年。同作の企画・製作を務めた奥山和由の着想により、奥山和由×中村文則×武正晴が再びタッグを組んだ『銃2020』が公開。中村文則が原案を手がけ、初の映画脚本に挑戦。前作に引き続き、メガホンを取った武正晴監督と、その舞台裏を語る。

【7月16日発売】現代日本文学の最先端はここ! 気鋭の作家の20年を1冊の本で読む。|『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』
昨年12月、芥川賞候補が発表された時に快哉を叫んだ人は少なくないだろう。そこには初ノミネートとなる乗代雄介の名前があった。デビューから5年、『十七八より』『本物の読書家』『最高の任務』を書いた作家は何を読み何を書いてきたのか。メイキング・オブ・乗代雄介とも呼びたい『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』が完成した。

町屋良平『ショパンゾンビ・コンテスタント』
ぼくには才能がない。ぼくは才能がないという地点からぼくの“いま/現在”を出発したい。音大を中退した小説家志望のぼく、音楽の才能に溢れた同級生、ぼくはその彼女に心を寄せる。芸術の歓びや苦悩、多様な感情が揺れて錯綜する青春時代。新潮社/1,450円。