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20代

いま、失われゆく昭和の店に、惹かれるのはなぜだろう。

昭和から平成へと生き続けてきた飲食店の、閉店の報が相次ぐ一方で、そうした店に惹かれる20代、30代が増えている。世代は違えど、いま行かなければ、書かなければという思いに駆られ本を上梓した2人、井川直子さんと難波里奈さんが、3月に閉店が決まった洋菓子の老舗〈アルプス駒込本店〉を舞台に対談。ほっとする、和む、懐かしいでは終わらない、昭和の店の魅力について語り合った。

これからも、日本アニメは“クール”でいられるか?

昭和から平成にかけて、日本は他に類を見ないほどのアニメ大国になったわけですが、そこに至るまでには4つの波がありました。1つは、戦後に生まれた劇場でのアニメーション映画。2つ目は、『鉄腕アトム』をはじめとするテレビアニメの放映。3つ目が、1990年代の、OVAと呼ばれる映像ソフト(VHS、LD)の登場。そして4つ目の波が、インターネットを通じての動画配信です。
 
日本アニメのバリエーションが急増し

家族NOW。

『クレヨンしんちゃん』の野原一家が、「アニメに登場する家族」を代表する一家であることは間違いない。一家は商社勤務のサラリーマンひろし(35)と専業主婦のみさえ(29)夫婦の間にしんのすけ(5)とひまわり(0)の兄妹がいる4人家族。TVシリーズスタート時、野原一家は“ごくごく普通の一家”という設定だったが、四半世紀以上が経過した現在、「20代の専業主婦」「2人の子供」といった要素が言葉ほどに“普通”

21人のスリランカ人と4人の日本人。

今回、S社長が連れて行ってくれるというのは、中目黒になんと28年前からあるスリランカ料理の店。スリランカカレーなるものがちまたではじわじわ流行っていると聞いているし、ちょうど「はっきりした味の料理が食べたい」と子供じみたことを思っていたところだった。はっきりした料理といえばカレーということに世の中決まっている。
 
駅に着くと先に店に到着していたママから「今、大変なことになってます」とライン。なん

日本絵画は家具だった。

信長や秀吉ら天下人の注文に応えてゴージャスな桃山インテリアを制作したのは、日本画壇最強の絵師集団・狩野派。平安時代に生まれた優美でカラフルなやまと絵と、大胆な水墨画を融合させ、豪壮な画風を打ち立てた。ライバルは長谷川等伯率いる長谷川一門。両者とも、金箔地に濃彩を施した金碧障壁画と水墨の障壁画を描き分け、特に金碧障壁画は権力アピールの舞台装置として利用された。
 
一方、日本美術のアイコン的屛風を多

なんと面妖な! 毒々しくも美しい原色奇想図鑑。| 曽我蕭白

グロテスクな色が目に痛い。悪趣味度は奇想8人衆の中でぶっちぎり。一般ウケする絵を描く気が全くなかったらしいファンキーな画家はしかし、抜群の技量でその毒々しい美の世界に人を巻き込んでいく。
 
京都に生まれ10代で天涯孤独になった蕭白は、やがて「我は曽我蛇足の子孫、蛇足十世」と宣言し、室町時代に始まる漢画の一派・曽我派を名乗った。中国故事を下敷きにした作品を得意としたが、超正統の水墨技術で異様な景色