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12月

【話題の音楽】好きな女に「いい曲だよ」とソウルのレコードをプレゼントした男。志村けん

 志村けんがソウル・ミュージックの愛好者、という話は、いわば基礎知識なんだけれど、つい都市伝説みたいな口調で語ってしまうもののひとつ。

 志村がザ・ドリフターズの正式メンバーとして『8時だョ全員集合』に登場したのは1974年の3月。はじめてドリフのレコードに参加したのはそこから2年後、76年3月発売のシングル「ドリフのバイのバイのバイ」。およそヒップとは言えない素材(ここでは大正時代の俗謡)を

どうしてみんなグレン・グールド好き?

「グールドって難しくて、迂闊に好きって言っちゃうと余計なものがいろいろ付いてくるんですよ、スノッブとかオシャレとかね」

 グールドは好きですかという直球の質問に、原摩利彦はおかしそうに、でもちょっと困ったような顔で答えた。たしかにグールドという記号はある時期イケメン男子のアクセサリーのようだったし、一般名詞化した「グールド好き」は原のような音楽家ならなおのこと、口にしづらいに違いない。それでも原

【BRUTUS.jpだけの居住空間学】プロインタビュアー・吉田豪の360°タレント本に囲まれる部屋

今回の『BRUTUS.jp』オリジナル記事は、本誌とは少しだけ目線を変えて、“特異”な「居住空間学」を持つ、住まい手に話を聞いてきました。
整えない、整わない(?)。集めに集め、集まってしまった、本、本、本……。足の踏み場がどんどん駆逐されていく。
訪れたのは、アイドル、俳優、プロレスラーから政治家まで、数々の著名人を取材、徹底的な下調べから「本人よりもその人に詳しい」と称される、プロインタビュア

有楽町 純廣東料理〈慶楽〉の「上湯炒飯」

 以前、僕がニッポン放送でレギュラーを持っていた時に、収録の前によく腹ごしらえしに行った中華料理屋がある。1950(昭和25)年創業、有楽町の純廣東料理〈慶楽〉。2018年12月、68年の歴史に幕を閉じた。池波正太郎や9代目林家正蔵も通ったという当店の押しも押されもせぬ看板メニューといえば、なんといっても「上湯炒飯」。洋食屋がチキンライスに使うような型で抜かれた炒飯に、上品なスープが注がれた一皿。

桜新町〈京うどん 葵〉の 「冷やし肉うどん」

 うどん屋さんなのに、洋食屋さんのコックさんのようないでたち。店内にかかるBGMはJAZZ。カウンターだけのお店なのに、とても落ち着く雰囲気だった、桜新町〈京うどん 葵〉が、2019(令和元)年12月末、その歴史に幕を閉じた。数年前、子供が生まれた頃、病院に通っていてその帰りによく食べたのが、「冷やし肉うどん」。京うどんとうたいながら、讃岐ばりに歯応えのあるうどんが、澄んだカツオだしに浸かっている

布袋尊(兵庫県/宝塚市)

 兵庫県宝塚市にある真言三宝宗の大本山、清荒神清澄寺。創建は平安初期に宇多天皇によってなされました。火の神、カマド(台所)の神である三宝荒神が祀られており、火を扱うカマドは家庭や会社の中心とされることから、カマドが賑わえば、家庭や会社が繁栄すると信じられてきました。

 また、そんな三宝荒神の従者として、また七福神の一人として知られる布袋尊も祀られています。布袋尊は唐代の聖人で、名前は契此といい、

野方 つけめん処〈みつば〉の 「にらそば」

 田端で5年、池袋で16年、そして平成元(1989)年に野方に移って31年……。野方・つけめん処〈みつば〉が、令和元年12月、約半世紀の歴史に幕を閉じた。「19歳で新潟から集団就職で上京して、住み込みの中華料理屋で出会って。夫婦になって長い間一緒にお店やって、年を取りました。あとは若い人が頑張って!」と女将さん。寡黙な大将との素敵なエピソードを聞きながら食べた「にらそば」が忘れられない。ツルッとし

【PR】【12月4日9:30AM〜LIVE】マイアミで行われるディオールのメンズファッションショーをLIVE配信!

昨年、日本で行われたDIOR史上初のフォール2019メンズランウェイショーからおよそ1年。今回はアメリカ・フロリダ州のマイアミで、現地時間の3日(火)19時半(日本時間の4日(水)9時半)に2020年のフォールコレクションが発表される。今回はBRUTUS.jpでもLIVE配信が決定。