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12月

【7月16日発売】現代日本文学の最先端はここ! 気鋭の作家の20年を1冊の本で読む。|『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』

昨年12月、芥川賞候補が発表された時に快哉を叫んだ人は少なくないだろう。そこには初ノミネートとなる乗代雄介の名前があった。デビューから5年、『十七八より』『本物の読書家』『最高の任務』を書いた作家は何を読み何を書いてきたのか。メイキング・オブ・乗代雄介とも呼びたい『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』が完成した。

【受付終了】BRUTUS40周年記念 石川次郎×西田善太 「雑誌『BRUTUS』が作ってきたもの」

受付は終了しました。今後もさまざまなイベントを予定しております。おたのしみに!

マガジンハウスが発行する雑誌『BRUTUS』は、今年5月で1980年の創刊から40周年を迎えました。当初は月刊誌としてスタートした『BRUTUS』は、その後「映画」「本」「食」「ファッション」「インテリア」「アート」など幅広いテーマを、毎回独自の切り口で提案し

アート・ミステリー、 極上の外道はこの一冊。

 自分の生まれた1年後の1950年、終戦直後の混乱と高揚のなかで刊行されていた橘外男の『青白き裸女群像』(京橋の名曲堂の刊行、定価百五十圓)を、散歩ついでに立ち寄った古本屋でようやく手に入れることができた。フランスの人里離れた城塞地下に、美青年の甘言によって拉致された金髪の美少女たちが、腐乱する異様な肉体の画家に裸体モデルを強要され、最後には……、いかにも外男の名に恥じぬ外道なお話である。その外道

有楽町 純廣東料理〈慶楽〉の「上湯炒飯」

 以前、僕がニッポン放送でレギュラーを持っていた時に、収録の前によく腹ごしらえしに行った中華料理屋がある。1950(昭和25)年創業、有楽町の純廣東料理〈慶楽〉。2018年12月、68年の歴史に幕を閉じた。池波正太郎や9代目林家正蔵も通ったという当店の押しも押されもせぬ看板メニューといえば、なんといっても「上湯炒飯」。洋食屋がチキンライスに使うような型で抜かれた炒飯に、上品なスープが注がれた一皿。

桜新町〈京うどん 葵〉の 「冷やし肉うどん」

 うどん屋さんなのに、洋食屋さんのコックさんのようないでたち。店内にかかるBGMはJAZZ。カウンターだけのお店なのに、とても落ち着く雰囲気だった、桜新町〈京うどん 葵〉が、2019(令和元)年12月末、その歴史に幕を閉じた。数年前、子供が生まれた頃、病院に通っていてその帰りによく食べたのが、「冷やし肉うどん」。京うどんとうたいながら、讃岐ばりに歯応えのあるうどんが、澄んだカツオだしに浸かっている

布袋尊(兵庫県/宝塚市)

 兵庫県宝塚市にある真言三宝宗の大本山、清荒神清澄寺。創建は平安初期に宇多天皇によってなされました。火の神、カマド(台所)の神である三宝荒神が祀られており、火を扱うカマドは家庭や会社の中心とされることから、カマドが賑わえば、家庭や会社が繁栄すると信じられてきました。

 また、そんな三宝荒神の従者として、また七福神の一人として知られる布袋尊も祀られています。布袋尊は唐代の聖人で、名前は契此といい、