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リノベーション

木谷友亮 (アートディレクター) | 私の珍奇植物コレクション。

工場をリノベーションしたようなオフィスで植物を育てる木谷友亮さんは、とにかく“巨大”で“変わり種”が好き。「インダストリアルな空間に置く植物を考えた時に、それとは相反する“自然界の迫力”を取り入れようと思ったのが、きっかけでした」。そして、タイ、マレーシアなどアジア各国から集めた巨大植物の数々。天井から吊した、直径1.5mに及ぶコウモリランは、会社の繁栄を祈願した御神木として7年前のオフィス移転当

名駅西のエリアが なんだかうごめいてる。 その中心にいる人物とは。

レトロな雰囲気がまだほのかに残る名古屋駅の西エリア。そこに昨年9月〈ONLY FREE PAPER NAGOYA〉が、フリーペーパーが大好きで自身でも作っている堀江浩彰さんの持ちビルにオープン。全国のフリーペーパーが100種類ほど置かれており、「程よくサブカルっぽく」デザインされた喫茶店〈喫茶River〉も同フロアにある。リニア中央新幹線の駅が開通し便利になるエリアに対し、「変わっていくことは否定

町のワイン食堂。

下町の路地裏で、極厚ビステッカを食らう。

オーナーシェフの大沼清敬さんが、「これを食べてもらいたくて店を作った」と言う一品がブラックアンガス牛の炭火焼き。フィレンツェの流儀そのままにTボーンを30分以上かけて焼くことで余分な脂を落とし、肉の旨味を際立たせる。ワインセラーには100種以上のイタリアワインがあり、解説タグが付いているためセラーに入って自分で選んでもOK。焼き上がりを待ちながらワインを

守谷の住宅 by 納谷建築設計事務所

夫婦ともに東京藝大の工芸科を卒業し、奥様の康舜香さんはジュエリーデザイナー、都内のゲームメーカーに勤務するご主人の平塚貴司さんはバイクいじりが趣味と、モノ作りに長けた2人。アトリエ兼ガレージである広々とした土間を活用し、さっそく家に手を入れ始めている。

例えば舜香さんの彫金作業場には、自作した工具棚が。道具のサイズや作業効率を考えて作ったものだが、同じくらい配慮したのが棚板の素材。選んだ木材は、

相模原の住宅 | 野沢正光

川県郊外の住宅地で、特に目立つことなく、むしろ紛れ込むように野沢正光邸は立っている。48歳の時に造って27年。一人娘は独立し、通訳や翻訳の仕事をする妻との2人暮らしだ。建物は天井が低く開口部が大きい鉄骨造。センダンの大木を囲むように配した2つの棟と、それをつなぐ階段室から成っている。吉村順三や大高正人に学び、清家清の抑えたプロポーションを愛する野沢らしい、とてもささやかな住宅だ。
 
敷地には坪庭

チキンハウス | 吉田研介

「この家は、きちんと片づいている景色がいちばんいい。こうして椅子に座って眺めるとなおさらいい」「15年前、コルビュジエの〈母の家〉を見に行ったのだけれど、私の家の方が断然いいなと、心からそう思ったんですよね」
 
次から次へと、衒いのない言葉があふれ出す。吉田研介の自邸は、モダン住宅全盛の1975年、若手として頭角を現し始めていた吉田が37歳で建てた木造住宅だ。チキンハウスの意味は「拙宅」。欧米で

好きなものを重ねて飾るアパルトマン。

築40年近いマンションの一室。壁という壁に飾られた写真やアート、棚にギュギュッと並ぶ本やオブジェ、そして、たくさんの椅子。濃密で、どこを見ても、物語がふわりと立ち上がってくるような、その雑多具合が心地いい。
 
インテリアショップ〈ACTUS〉に勤める泉哲雄さんと、ギャラリー〈PATINA〉の泉美貴子さんは、この部屋に住んで15年になる。「最初はすっきりしていたんですけどね。2人ともものが好きで気