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千葉県

あの州の郷土料理。

シチリア住民が日々食べる、滋味深い“まかない”料理。

青く広がる海と空、開放的なシチリアの空気に惚れ込んだという大下竜一シェフ。「現地での修業時代、そこのシェフが毎日のように食べていたまかない料理が本当においしくて」。そんな“まかない”料理がこの店の原点となっている。野生のハーブ・フィノキエットやイワシ、内臓料理など、リストランテとはまた違う庶民の味は千葉県八街市の〈エコファームアサノ〉など仕入

“花姿”にこだわる生産者を訪ねて。

勘やコツに頼らない徹底した数値管理で、繊細な切り花を栽培。

今では当たり前に花屋で見かける、リューココリネとアルストロメリア。実は、日持ちしない品種として切り花での流通が難しいとされていた。そこに金字塔を打ち立てたのが、〈三宅花卉園〉。“出荷から約1ヵ月は枯れにくい”と、フローリストが目を丸くする。その秘密は生産性を度外視した栽培にあった。
「有機栽培の名人といわれる方々がいますが、その勘やコツ

粉にこだわるピッツァとパスタ。

〈浅草開化楼〉と共同開発した絶妙バランスの低加水パスタ。

シチリア修業時代、現地の生パスタの食感に感銘を受けたシェフの樋口敬洋さん。帰国後、自家製に挑戦するもなかなか再現できず、製麺会社〈浅草開化楼〉とタッグを組み、低加水パスタを開発。通常加水率40~50%で作るところ、約30%に抑えることで、樋口さんが求めていた歯切れの良さとモチモチ感が融合する麺が完成した。ディナーメニューの定番は、辛めのア

PHILOCOFFEA (千葉/船橋)

バリスタの世界大会『ワールドブリュワーズカップ2016』でアジア人初のチャンピオンとなった粕谷哲さんが、梶真佐巳さんと共同で設立。焙煎所兼ラボで、焙煎や淹れ方の実験を繰り返す。粕谷さんは同大会の2018年世界チャンピオンのコーチを務めるなどバリスタトレーナーとしても世界中を飛び回っており、世界の最先端のコーヒー事情に詳しい。生産量の少ない豆を仕入れたり、世界で目にしてきた新たな楽しみ方を発信してい

香取神宮の狛犬

全国に400社以上ある香取神社の総本社である千葉県・香取神宮。こちらの有名な宝物としてまず名前があがるのが、国宝・海獣葡萄鏡。白銅質の円鏡に、葡萄唐草文、獅子、麒麟、鳳凰などがあしらわれた、中国唐代の工芸品。正倉院、四国大山祇神社の神鏡と並び「日本三銘鏡」とされています。

そんな国宝に勝るとも劣らない、魅力的な宝物がもう一つあります。それが、鎌倉時代後期から室町時代初期に、瀬戸の古窯で焼かれたと

暗くてもネガティブでも読みたくなる、“実録私小説”とは?

近年 “実録私小説”なるジャンルの本が次々と出版されている。家族との軋轢や鬱病など、テーマはどれも人には話しづらいこと。彼らはなぜあえて書くのか、なぜ私たちはそれに惹かれるのか。実録私小説を書いた花田菜々子さんと、ジャンルの象徴的な一冊『夫のちんぽが入らない』の書籍編集を担当する高石智一さんに聞いた。