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漫画家

親が寝静まるのを待って、隠れて漫画を描いていました。| ちばてつや

ある晩、母がありったけのお米を炊いて、おにぎりを作っていました。私はリュックを渡されて、本当に必要なものだけ入れなさいと。印刷会社で裁断して余った紙をやれ紙といって、それに絵を描くのが好きだったので、いっぱい詰めました。あとは読みかけの本。そして夜中に逃げたんです。満州から日本に引き揚げる途中でも多くの人が亡くなりました。日本に戻るのに1年かかりましたが、一家揃って無事だったのは本当に運が良かった

映画はお金を稼ぐ手段ではなく、使命だと教えてくれた。| 手塚眞

「漫画の神様」と呼ばれる漫画家・手塚治虫を父に持つヴィジュアリストの手塚眞さん。幼い頃から父の漫画やアニメに親しみ、高校時代には映画を作り始めた。映像という表現の世界で生きていくことを選び、これまでに『星くず兄弟の伝説』や『白痴』など数々の作品を発表。公開待機中の手塚治虫原作の映画『ばるぼら』でも監督を務めた。
「父は僕が27歳の時に他界しました。寝る間も惜しんで仕事をしていた人で、ゆっくり顔を合

タムくんウィーさんがガイド、 バンコクのウィークエンド・マーケット。

毎週末20万人もの人が訪れ、10万㎡もの敷地の中に約15,000店が密集する巨大マーケット。衣類、雑貨、食器、家具、骨董品、民芸品、アート作品、ペット……。地元民、旅行者、バイヤーと多くの人でごった返すショッピング天国を、日本でも人気の漫画家・タムくんとウィーさん夫妻がご案内。「エネルギーに満ちた場所。なにげない店で面白い掘り出し物があったり、楽しいよね」(タム)。「ココに来れば揃わないものはない

終戦の日には爆竹が鳴って、外から歓声が聞こえました。|ちばてつや

 日本で生まれて数ヵ月後にはソウル経由で満州に渡りました。日本では父も母も主婦の友社で働いていて、社内結婚ですね。表現規制が始まって嫌だと思ったんですかね、それで満州へ。私は4人兄弟で、小さい頃の思い出はすべて満州です。満州の冬は表に出るだけで目や鼻や口の水分が凍るんですよ。一年の3分の2は寒くて、ほとんど家の中にいました。両親は本が好きで、家の中の壁という壁は本棚で、一番下の段には子供の本を置い

〈とうふの比嘉〉の 「ゆし豆腐セット(小)」

 もう20年近く前のこと。畑の真ん中においしい豆腐屋さんがあると、石垣島に詳しい方に教わって訪れたのが最初です。以来、島へ行くたびに必ず一度は食べています。これをいただくと、やっと石垣島に来たと実感できる。というか、今や行かないと落ち着かないほど。

 舗装されてない農道を車でガタガタと走っていくと、突然ポツンと小屋のようなお店が現れる。壁はなく、よしずが立てかけてあるだけ。柔らかい日差しと風がそ

GUS VAN SANT

 来日は約10年ぶりだ。ガス・ヴァン・サント監督の新作『ドント・ウォーリー』は、彼が長年暮らしたオレゴン州ポートランドを舞台に、車椅子生活を送る風刺漫画家ジョン・キャラハンの挫折と再起を描いた伝記映画。「1997年にロビン・ウィリアムズから映画化しないかと持ちかけられたんだ」。しかし企画を進める中、2010年にジョンが、14年にロビンが相次いで亡くなってしまう。遺志を継ぎ、遂に完成させた本作には、

呂布カルマ|ラッパー

雲の上を歩いてるみたい それでもまだ手は星に届かない 二回目を期待して今を無駄にした そしてまた後悔を歌にした 他人事にしとこう 見事に同じ方向に行進 列を抜けて別行動 くぐる鉄条網 情報の出所はどこってこと  「white heaven」(作詞/呂布カルマ)
 
ラップバトルで頭角を現し、テレビ番組『フリースタイルダンジョン』の“2代目モンスター”としてその名を全国に知らしめた呂布カルマさん。“