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廣田 碧 ●グラフィックデザイナー、看板屋|商いの枠組みを超えて印象に残る看板を作る。

 堺市にある実家の看板屋〈看太郎〉に所属しながら、グラフィックデザインや看板制作、空間デザインなどを手がける廣田碧。ロゴやツールをデザインするだけではなく、味のある手書きの暖簾や、電飾サインなど、“モノ”として訴求力のある立体物に仕上げ、施工まで行う。「最近はインクジェットやカッティングシートで仕上げることがほとんどで、“絵描きさん”“字書きさん”と呼ばれた職人たちの手仕事や、ネオンなどの加工が衰

【今夏公開】グラフィックデザイナー大島依提亜さんと語り合うウディ・アレン映画の魅力。

ウディ・アレンの映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が今夏日本で公開される。ティモシー・シャラメやエル・ファニング、セレーナ・ゴメスら若手がこぞって出演するも、#MeToo運動の高まりとともにアレンの過去の疑惑が再燃、アメリカでは公開中止となってしまった“話題作”。なんだかめんどうな映画だなと思うかもしれないが、本作はニューヨークを舞台としたラブコメディ。ウディ節全開の楽しい作品なのだ。という

Max Cooperと「無限」。

 計算生物学の博士号を持ち、音楽と科学が高いレベルで融合する作品で知られるMax Cooperの新作アルバム『Yearning for the Infinite』から次々と公開されるMVに注目しています。アルバムタイトルにある「無限」を様々なアプローチで映像化、そのどれもがすさまじい完成度です。「Repetition」は都市の要素を無限に繰り返した風景。消失点まで連なる集合住宅、終わらない横断歩道

繊細に揺れ動く感情を豊かに描き出す、三宅純の映画音楽。

『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第4作目『インフェルノ』出版時に、アメリカの出版元が各国の翻訳者たちを秘密の地下室に隔離して翻訳作業を行った。そんな実話に基づくミステリー映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』が1月末から公開されている。レジス・ロワンサル監督によって仕掛けられた巧妙な謎、見事な伏線回収、幾重にも重なる時間軸の中で多くの物語が並行的に、疾走感をもって進んでいく。重層的な時間軸、

奥深き、食い倒れの町。

 10月末。最初のロケハンの際、深夜にもかかわらず、人で溢れ返っていた立ち飲み〈Wapiti〉。とにかくみんな楽しそうに飲んで、笑って、初めての人とも臆せず乾杯! なんとも人懐っこい、大阪らしい風景。そんな楽しい夜のロケハンを進めていくと、大阪のカレーはとにかくスゴイから! と力説する人、多数。なかでも、阿倍野のかっきーのカレーがおいしいらしい。常設の店はなく、〈青空食堂〉という立ち飲み店に不定期