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映画で辿る、東京ノスタルジー。

 1983年、ドイツ人監督のヴィム・ヴェンダースは、ドキュメンタリー映画『東京画』を撮ろうと思い立つ。テーマは、敬愛する小津安二郎の映画のような風景が、東京にまだ残っているかを検証することだ。しかし、彼の目に映ったのは、小津のそれとは似ても似つかぬ、混沌とした東京の姿だった。本作を今観ると興味深いのは、そこにもまた失われた東京が記録されていることである。歴史を遡れば、初めて東京がフィルムに収められ

初代編集長・木滑良久が語る、BRUTUS創刊前夜。

「90歳だからね。もうみんな忘れちゃったよ」
約束の時間よりずいぶん早くに、待ち合わせ場所にカーディガン姿の軽快なカジュアル・スタイルで颯爽と現れた木滑良久さんは、そう言ってニカッと微笑んだ。『週刊平凡』『平凡パンチ』『アンアン』『ポパイ』、そして『ブルータス』まで数々の編集長を歴任し、多くの雑誌の創刊に関わった「伝説」の編集者。この世界に長くいる先人たちが最上の尊敬を込めて呼ぶ「キナさん」。本誌

【60・120・180min.】街の隅々まで満喫せよ! 所要時間別、 大阪の過ごし方。

 大阪人はケチだ、せっかちだなんて揶揄されがちだけど、ぼやぼやしていては時間がもったいない! という気持ちが強いのは確か。当然空き時間なんて概念は薄い。かといって、つまらないことに時間を費やすのも我慢できない(すべて在阪編集者調べ)。自ずと、ターミナル駅にある「ちょっと一杯」な店でも、オフィス街の喫茶店でも、立地に甘んじることなく、おもろく過ごしてもらいましょう、とクセは強めになる。これだけサービ

【10〜30min.】街の隅々まで満喫せよ! 所要時間別、 大阪の過ごし方。

 大阪人はケチだ、せっかちだなんて揶揄されがちだけど、ぼやぼやしていては時間がもったいない! という気持ちが強いのは確か。当然空き時間なんて概念は薄い。かといって、つまらないことに時間を費やすのも我慢できない(すべて在阪編集者調べ)。自ずと、ターミナル駅にある「ちょっと一杯」な店でも、オフィス街の喫茶店でも、立地に甘んじることなく、おもろく過ごしてもらいましょう、とクセは強めになる。これだけサービ