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北海道

まさに知る人ぞ知る、宅配自家焙煎。

札幌市西区西野の住宅街の一軒家。車庫横の半地下のような細長い小部屋は、縦に2つの部屋に分かれている。奥が焙煎室で、手前が焙煎後の作業室。使い込まれた機能的な道具類が動線に沿って美しく並ぶ。この空間の主は杉谷昌樹さん。前職はコーヒー豆卸の営業マンだったが、ちょっとした興味から買った1㎏の焙煎機が杉谷さんの進む道を変えた。知人に分けた豆が評判を呼び、17年前に〈杉屋珈琲〉として独立。当初は美容室、カー

深煎り、そして宅配。70年代から続く札幌の自家焙煎の香り。

札幌をよく知る東京の人と、コーヒーの話をしていたら「札幌って深煎りだよね」と言われた。

「そうだよね」と答えつつ少し考え込んだ。札幌は東京をコンパクトにしたような街で、何でもバランス良く揃っている、ある意味無難な都会である。コーヒーについてもセカンドウェーブ・サードウェーブもしっかり来ているし、スペシャルティコーヒーとして流行っている店も見受けられる。それなのにパッと出てくるイメージは「深煎り」

良い音楽とおいしい食事にしっとりと浸る夜。

「心安らぐ音楽を聴きながら、深々と降り積もる雪を眺める」という情景をイメージしてつけられた店名。店にはその名に違わぬ心穏やかな時間が流れている。2010年の開店から、1人で切り盛りする店主の小島敦さん。ギター奏者キケ・シネシの日本ツアーをアテンドしたり、日本のバンド〈FOLKLORE〉のモエレ沼公園でのライブを企画するなど、音楽イベントにも関わりを持っている。
「自分が良いと思ったものの感動を、自

DAY3:美術館をめぐり歩き 札幌のヘソに戻る。

彫刻家のモダンな自邸を、故人の気配さえ残し美術館へ転生させた 

〈本郷新記念札幌彫刻美術館〉 は、アートと建築の関係がすこぶるフェアだ。ハンバーガーでいったらパテとバンズの関係というか、作品と箱、どちらが勝るでも劣るでもなく等身大の潔い空間を保っている。じっくり作品を味わえたのもきっとそのせいだ。「街で本郷のブロンズはよく目にしていたけれど、石膏原型を観ると感じ取れるものが飛躍的に増えるね」と感

DAY1:お薦めの コインロッカー。

かつて。街の中心には聖堂がすえられ、秩序の光は祈りの場から発していた。現代といえば、駅に銀行にショッピングモールと、効率よく暮らすことが何よりも優先された配置となっている。だから、ともすれば生産サイクルから振るい落とされてしまいがちな秘めやかな教会や、風土が生んだ美術家、建築家の作品なんかが暮らしの中へ自然に紛れ込む札幌は貴重な街だ。歩くもよし。地下鉄もよし。トラムもよし。疲れたなと足を止めれば、

顧客満足度日本一! 日常でも災害時でも 日本最強のコンビニはセコマだ。

JCSI(日本版顧客満足度指数)コンビニエンスストア部門で、3年連続1位を記録しているコンビニがある。北海道の〈セイコーマート(セコマ)〉だ。コストパフォーマンスの良さ、おいしさなどが評価され、北海道民の〈セコマ〉へのロイヤルティはとにかく高い。

最良の北海道産食材を北海道民に食べてもらうため、道内に農業生産法人を有し、一部漁港の買参権も取得。過疎地にも出店し、全道をほぼカバーした。かつて、どん

「Coffee&Something」で、 クロスオーバーするカフェ、モリヒコ。

〈モリヒコ〉は「Coffee&Something」の視点で、コーヒーを主軸に、その周辺のさまざまなSomethingとクロスオーバーし「カフェ」の領域を拡大し続けてきた、札幌では知らない人がいない人気カフェだ。

そのモリヒコの新店舗が〈札幌市民交流プラザ〉2階に開店した。カフェとレストランの業態の垣根を越えた、モリヒコ初のディナーレストラン〈DAFNE〉だ。店名は世界最初のドイツ歌劇のタイトル。

ぎょうざカレーが2020年についに東京進出か!?

札幌・狸小路で餃子専門店としてスタートした〈みよしの〉。創業10周年の1977年に新登場した伝説のメニューが「ぎょうざカレー」だ。その後、本州の大手餃子チェーンやカレー専門店の札幌進出にも怯まず、市民の胃袋をがっちり掴んだ三位一体の一皿は〈みよしの〉の超人気定番メニューに。餃子をたれではなく「ひとくちカレールー」に浸して食べるスタイルも生まれた。

昨年3月に都内百貨店で催された、高級食材が並ぶ北

札幌のおにぎりはデカい?

おにぎり、サンドイッチ、コッペパン。軽食の専門店が充実しているのも札幌の特長だ。特におにぎり専門店は多い。街で小腹が減った市民が向かうのは〈おにぎりのありんこ〉や〈セイコーマート〉のホットシェフ。札幌駅前の海産物専門店〈佐藤水産〉のおにぎりは午後早くにはほぼ売り切れる。

しかも、そのおにぎり、ちょっと大きすぎだ。近年、おいしくなったと話題の北海道米と、具のサケやたらこが特産物である地域特性からか

北海道民が愛する袋麺、 S&B「ホンコンやきそば」の正解レシピを プロの料理人に聞いてみた。

S&Bの袋麺「ホンコンやきそば」は、味つけ油揚げ麺を熱したフライパンの湯でほぐし、水分を蒸発させて仕上げる。記載レシピの水200㎖をわずかな増減で調整し、自分流ホンコンやきそばを作る道民は多い。

「裏メニューでしたが、誰かが食べ始めると、みんな注文するんで今はメニューに載せてます」と〈たつ吉〉店長の吉田達也さん。「少しだけお酒を足すけど、僕は水は表示通りがいいと思いますよ」とプロは正統推しでした