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世界観

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。

人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多

未知への好奇心、空想へのときめきを忘れずに…。

兄の藤井健一郎氏、弟の輝彦氏を代表として、福岡を中心に活動をする〈krank marcello〉。2002年にアパレルと雑貨を扱う〈marcello〉を、04年に家具店〈krank〉を設立し、その店舗を舞台に独自の世界を紡ぎ出してきた。自然や草花、光や風の存在を感じてほしい。krank marcelloの創作のすべてには、そうしたコンセプトがひそかに織り込まれている。

今回の展覧会タイトルは『ぼ

注目を集めていたプラダの コミックコレクション が ついにローンチ!

昨年9月にミラノで行われた、プラダの2018年春夏レディスコレクション。この時に話題となったのが、オノ・ナツメやブリジッド・エルバ、ジョエル・ジョーンズなど、9名の女性漫画家やイラストレーターが描く活発な女性像が、ウェアやアクセサリーなどにプリントされたコミックコレクションです。これは多くの顔や無数の側面を持つ女性のストーリーを、コミックを通してアイロニックに語り、その人間らしさと個性を表現したも

子供の発する言葉から見出した、演劇のようでいて演劇ではないもの。

子供たちと行ったワークショップをもとに、「ことば好き」の岩井秀人、「からだ好き」の森山未來、「うた好き」の前野健太によって作り上げる舞台『なむはむだはむ』。実は、本人たちでさえまだその行く末をつかんでいないという。子供の持つ不条理なセンスに、大人たちはどう対峙したのか。岩井秀人と森山未來の会話から、その糸口を探った。

カンヌを震撼させた衝撃作を携え、時代を先駆ける奇才が来日。

2011年、『ドライヴ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したニコラス・ウィンディング・レフン監督の新作『ネオン・デーモン』は、昨年のカンヌ映画祭で激しい賛否を巻き起こした衝撃作。“レフン監督が最も親しい日本のクリエイター”小島秀夫とともに、世界を騒然とさせたそんな新作の根本にある、彼の飽くなき創造性を探る。

喫茶室ルノアール 渋谷東急ハンズ前店|野村訓市

 ノーパン喫茶に限らずとも、喫茶店通いは、大人になるための通過儀礼だ。カフェのように作り物の世界観を押し付けてくることもない。まるで社会の暗部を引き受けているような、どこか湿り気を帯びた空間。隣の席で訳ありの中年カップルがひそひそと話をしている。カフェで不倫の別れ話ができるか? それから、打ち合わせだ。打ち合わせって一体なんなんだと思っていた学生時代。〈ルノアール〉のおしぼりで顔を拭いてこそ、社会