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専門店

[ 近畿 ]昆布だしとソースが関西人の活力に。

地域ごとに、気候風土が異なる日本列島。津々浦々を探してみると、その土地の風土に合わせ進化した、特徴あふれる調味料が選びきれないほど見つかります。土地と食材の魅力を知り尽くした料理人たちに、お薦めの3品を教えてもらいました。使い方のワンポイントアドバイスを参考にしながら、調味料で日本一周してみては?

連得堂餅家

崇安街の小さな路地に、朝早くから漂う甘い香り。創業100年以上、4代にわたり味を伝える味噌煎餅の専門店。基本は味噌煎餅と卵煎餅の2種類。味噌煎餅は小麦粉、水、砂糖、味噌を合わせ自然発酵させて焼いたもので、ベジタリアンもOK。卵煎餅は卵、牛乳、バター、生クリームを使ったちょっとリッチな味わい。実は煎餅の技術は初代が日本統治時代に日本人から学んだそうで、香ばしさやほのかな甘味に懐かしさを覚えるのはそれ

慶中街郭家綠豆湯 總店

紅豆湯(あずきのお汁粉)をはじめ台湾にも豆を使った甘味が色々あるが、日本人にとってあまり馴染みがないのが緑豆湯。緑豆を甘く煮たスープで、台北より台南でこの看板をよく見かける。というのも緑豆は体内の熱を冷ます作用があり、台南人は老いも若きも暑気払いに食べるんだとか。
 中でも緑豆専門店の最大手が〈慶中街郭家綠豆湯〉。冷たく冷やした甘さ控えめの緑豆湯は、豆もふっくら軟らかで、するすると入っていく。暑い

but. we love butter

台北のオシャレストリート、富錦街にトラディショナルなテーラーがオープン。と思いきや、実は焼き菓子専門店という、映画『キングスマン』さながらの仕掛けが……。テーラーの奥に広がるのは、インスタ映えするモダンな空間。どこを切り取っても絵になるようデザインされた店内では、焼き菓子の試食ができる。フランス産エシレバターをふんだんに使ったお菓子には、台湾産のハチミツや塩、日本の和三盆や牛乳など厳選した食材を使

ISOO|磯尾直寿

 さながら、さすらいの菓子職人⁉ 東京・篠崎にある和菓子店でどら焼きを焼いていたこともあれば、仏・アルザス地方のタルトフランベ専門店で、アラミニット=出来たてのデザートを作っていたこともある。かと思えば練馬のイタリアンレストランでイタリア郷土菓子カンノーリを仕込む。何者かといえば六本木でイタリア菓子店〈パスティッチェリア イソオ〉を営んでいた磯尾直寿さんである。
 ケーキはいつも売り切れだったのに

Blutwurstmanufaktur

 ブラッドソーセージとは、家畜を無駄なく利用する食品として、血を材料として加えたソーセージのこと。それを“ブーダン・ノワール”と呼ぶフランスでは、毎年、品質を競うコンテストが開催され。600人もが参加するという。その大会で3度優勝し、フランスのナイトの称号を授与されたマルクス・ベンザーさんの肉屋がここ。ベルリンではそもそも労働者の食べ物だったブラッドソーセージだが、ベンザーさんの業績により、今では

PONT-NEUF

 ファストフードやステーキの付け合わせとして欠かせないフライドポテト。フランス人も大好きで、フリットと呼んでいる。そのフリットをメインとし、肉や魚料理を付け合わせとした専門店が話題だ。
 実はフランスでも、フリットは冷凍品も多く、油っぽかったりと、なかなかおいしいものに当たらない。それなら、自分たちで本格的なフリットを作ろうと、1年間の研究ののち誕生したのが、香ばしく、中がホクホクのオリジナルだ。

JUMP THE GUN JAPAN

 1992年にモッズファッション専門店として本場英国に誕生したジャンプザガン。オリジナルでイギリス製のテーラードスーツやカジュアルウェアを手がけ、世界中のモッズ好きから支持を集める。奈良に構える支店を任されているのは、イギリスをはじめヨーロッパで活躍するモッズバンド〈レ・カプチーノ〉のトミーさん。商品は7割が自社のもので、残りはトミーさんによるセレクト。イギリス製の革ベルトやモッズコンセプトのサイ