
メジャーデビュー


オタク心を震わす傑作ゲームを。|Rachel → 佐久間宣行
近未来のディストピア、グリニッチシティのバーを舞台にしたサイバーパンクアドベンチャーゲーム。国内外で20万本以上のダウンロードを記録し高い評価を得た。開発:Sukeban Games/PLAYISM/2,000円(Nintendo Switch版)。

ふしぎな中毒性がある、宮崎夏次系とは?

ゲーム実況と見紛う演劇を。|佐久間宣行 → Rachel
2014年に初演された、京都を拠点に活動する劇団・ヨーロッパ企画の第33回公演。巨大カンパニーのビルに呼ばれた、ベンチャー企業の社員たちが繰り広げる“ゲートコメディ”。作・演出:上田誠/出演:石田剛太ほか/3,000円(DVD)。

【5月23日開催】『おうちでパンダ音楽祭』に曽我部恵一、奇妙礼太郎、関取花、眉村ちあき、Wyolicaが出演、会場は“あなたのおうち”
今週末、5月23日(土)に上野公園野外ステージで開催を予定していた音楽イベント『第9回パンダ音楽祭』が、名前を『おうちでパンダ音楽祭』に改め、オンラインで開催されることになった。
同フェスはパンダで有名な上野公園の中にある野外音楽堂で、2012年から開催。アーティストの弾き語り演奏がメインで、幕間では落語、タンバリン芸人など個性的な面々が登場してきた。このフェスが他のフェスと異なるのは、“飲食

Z世代の旗手、SASUKEとMAPPYによる「僕たちの本音」。
16歳のトラックメーカーSASUKEと18歳のジャズピアニストMAPPYこと甲田まひる。Twitterやインスタから登場した彼らは、10代とは思えないパフォーマンスを繰り広げ、ツウな大人たちを唸らせている。2020年代のアンファンテリブル。恐るべき子供たちの素顔はいかに。

新世代J−POPの感覚的なことば。
「2000年代のJ−POPの歌詞は、等身大や共感に焦点を絞って書かれたものが多かった」そう話すのは、J−POPに精通する音楽ジャーナリストの柴那典さん。一つの要因が、“着うた”だった。「今や着うたは失われた文化ですが、J−POPカルチャーの中では無視できないほどの影響があった。そこから女性シンガーソングライターのカリスマが登場し、その代表が西野カナ。彼女の歌詞の一番の特徴が、同世代の女子のライフス

大人になるって何?
貧乏くさい路上ライブはやめて、歌とか言ってないで大人になれと彼女は言います。でも、やめられず、隠れてギターを持って出ては駅前に立つ日々。先日、歌をやめないなら別れると切り出され、僕らの恋は瀕死寸前。でもな〜。賭けで、記念日に彼女を歌で説得しようとしている僕はひどい目にあうでしょうか?(フリーター/32歳/男)

映画は現場の共通言語だから、 カントクが「観てない」は恥。 | 入江 悠 (映画監督)
『SR サイタマノラッパー』で注目を集めてメジャーデビューした入江悠監督。29歳の時にWOWOWドラマ『同期』の監督に抜擢された際、役者もスタッフもベテラン層に囲まれ、プレッシャーは相当なものだったとか。「せめて“自分の方が映画を観ているぞ”という自信がないと、現場に入った時に気持ちで負けると思って、撮影準備として、ひたすら映画を観まくりました。例えば、竹中直人さんが休憩時間にポロッと言った映画は

横尾忠則
絵の具が床に散乱する、柔らかな光差し込むアトリエ。そこへフラリと自転車で現れた横尾忠則は、飄々と力むことなく人生を語ってくれた。「また遊びにいらっしゃい、次はサイケの話をね」。日本を代表する芸術家は、強い自我を撒き散らすことなく、流れるように生きている。「模写」を始めた5歳の頃のままに。