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グッチ

原点と今と

次の秋冬からラフ・シモンズがクリエイティブ・ディレクターとして参入。ミウッチャ・プラダが単独で発表する最後となった今季は、ブランドの真髄に焦点を当てたコレクション。プラダの原点を語るうえで欠かせないのが「ブラックナイロン」だ。1978年、他のラグジュアリーブランドに先駆け、それまでは主にミリタリーやアウトドア製品に使われていたナイロンをバッグに採用。美しい光沢と機能性をウェアにも展開し、ファッショ

CHALLENGE|新しい定番、未来のヴィンテージ。

ファッションなどの異業種から時計市場に参入することは、意外とたやすい。スイスには、OEMを専門とする時計メーカーが何社かあり、製作を丸投げすることができるから。しかしそれをよしとせず、スイスにアトリエを置き、時計製作に真摯に向き合う非時計専業ブランドが、いくつも存在する。例えば、奇才ミケーレの大胆なデザインが腕時計でも好評なグッチは、1970年代にいち早く独自の時計製作に着手。今年は、時刻表示にお

レトロスポーツの最新型。

様々なもののミックスや融合をコンセプトにした、2019年春夏シーズンの〈オニツカタイガー〉。なかでも象徴的なのが、新モデル「アドミックス ランナー」。ブランド史に名を刻んだアーカイブモデルのアッパーを複数重ねた斬新なデザイン。造形的なソールの踵部分には、最新の軽量衝撃素材「フューズ・ゲル」が用いられた。14,000円(オニツカタイガー/オニツカタイガー お客様相談室☎0120・504・630)

祖父を敬愛する服作り。

〈アーネスト ダブル ベーカー〉の服作りのヒント、それはデザイナーの実祖父のクローゼットに眠る1980年以前のワードローブ。70年代を彷彿とさせるフレアシルエットをややすっきりとさせた、仕立ての良いパンツもその一つ。半永久的にセンタープリーツがとれないように、腰から裾までステッチが施された、紳士に嬉しい仕様だ。71,000円(アーネスト ダブル ベーカー/アディッション アデライデ☎03・5786

リアルファーとエコファー

ここ数年で、世間のリアルファーに対する価値観は大きく変わった。以前はトップメゾンと毛皮は切っても切れない関係だったが、アルマーニを皮切りに、グッチ、ヴェルサーチェ、バーバリーらがファーフリーを宣言。動物の毛皮を避ける動きが顕著になってきているのだ。
 
エコファー(フェイクファー)の進化も著しい。和歌山県・高野口産地の岡田織物は、エコファーを主力とする産地企業。多くのトップメゾンへの納入実績があり

ケリングの先進的なサステイナブル戦略

ファッション業界のサステイナブルな動きが盛んになってきている。その牽引役となっているのがケリンググループ。グッチ、サンローラン、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタなどを擁するラグジュアリーグループである。2019年の、世界で最もサステイナブルな100社を選出する「グローバル100」(コーポレートナイツ社)で、総合部門の第2位、ラグジュアリー&アパレル&アクセサリー部門では2年連続の1位に輝いた。グロ