
植本一子
若手の登竜門といわれる「写真新世紀」に19歳で入賞し、写真家として活躍する植本一子さん。昨年出版した著書『かなわない』、続く『家族最後の日』で家族についての赤裸々な想いを綴り、新しい日記文学の書き手としても注目を浴びている。
日記を始めたのはブログがきっかけ。当時夫である24歳年上のラッパーECD(石田さん)の月収は16万5000円。2人の娘を抱えながら生活を切り盛りする日々を家計簿とともに綴っ
若手の登竜門といわれる「写真新世紀」に19歳で入賞し、写真家として活躍する植本一子さん。昨年出版した著書『かなわない』、続く『家族最後の日』で家族についての赤裸々な想いを綴り、新しい日記文学の書き手としても注目を浴びている。
日記を始めたのはブログがきっかけ。当時夫である24歳年上のラッパーECD(石田さん)の月収は16万5000円。2人の娘を抱えながら生活を切り盛りする日々を家計簿とともに綴っ
「僕がお金の話? それは若い写真家の夢を奪わないように気をつけないとな(笑)」と、苦笑いの若木信吾さん。何をご謙遜。映画製作や出版社設立、書店経営など、写真家として第一線で活躍する傍ら新しいプロジェクトを立ち上げてきた若木さんは、クリエイターの憧れの的だ。
2010年、故郷の浜松に開店した〈BOOKS AND PRINTS〉は、書店と喫茶、イベントスペースが融合した空間。普通の書店ではお目にかか
遂に世界自動車販売台数で首位に躍り出たフォルクスワーゲン。原油安の追い風や欧州や中国での販売が好調に推移した結果ですが、これに少なからず貢献したのが同社のティグアンです。本国ドイツではコンパクトSUVのカテゴリーで販売台数第1位! また、同カテゴリーは市場環境を一変させる人気を集めており、各社が力を注ぐ分野でもあります。当然、トレンドの半自動運転をはじめとした最新の安全装備に加え、悪路での走破性
“和”のテイストのアイテムを毎シーズン展開する〈ニードルズ〉。今季は、江戸小紋に用いられる伝統柄をプリントした、開襟シャツとパンツをリリース。江戸初期に庶民に親しまれた“続け字”で生地を埋め尽くしたパターン。どちらもゆったりとしたフィット感だ。シャツ29,000円、パンツ28,000円(ニードルズ/ネペンテス☎03・3400・7227)
名車を現代に蘇らせるヘリテージという手法、このアプローチで近年復活を果たしたのがイタリアの名門アバルトです。今回、同社はラリーシーンで活躍した124スパイダーを日本の技術で再構築。単なる復刻モデルではなく、ベースとなっているのが日本カー・オブ・ザ・イヤー(2015−16)に輝くマツダのロードスターというのが特徴です。広島で生産される初のアバルトであり、事実上ロードスターとは兄弟車。ただ、エクステ
稀代のアーティスト、デヴィッド・ボウイの50年間にわたる創作活動を振り返る大回顧展が「DAVID BOWIE is」。これまで世界9都市を巡回し、延べ約160万人を動員した人気の展覧会が、アジアでは唯一となる日本で開催中です。そのオープニングパーティには、19
70年代にボウイの衣装をデザインした山本寛斎さんや40年以上にわたって彼を撮り続けた写真家の鋤田正義さんなど、デヴィッド・ボウイとゆかりの
映画『E.T.』公開35周年を記念し、〈ミルクボーイ〉がプラッシュドールとパーカをセットにしたスペシャルボックスをリリース。主人公とともに自転車で月夜の空を飛ぶあの名シーンを、それぞれの胸元にプリント。細かな仕様まで、“オソロ”で楽しめるユニークな仕上がり。セット価格15,000円(ミルクボーイ/MILK Inc.☎03・3407・9192)
ニューヨークのロースクールに社会人留学し、今年春に帰国。留学中はアート、ファッション、デザインに関する最先端の事例を研究する一方で、アーティストらと盛んに交流していた。「ニューヨークではすぐ“うちにおいでよ”って話になるんですよね」。例に挙がったのは大御所の写真家ロバート・フランク。「会えただけで光栄だったんですが、自宅に招いてくれて。彼の作品に昔北海道で全日本プロレスのポスターを撮影した写真があ
19歳の星野さんが何度もめくっていたアラスカの写真集。その中に特に好きな写真がありました。シシュマレフという小さな村の空撮写真。ベーリング海と北極海がぶつかる海域にある島でした。その村を訪ねたいと思った星野さん。住所も何もわからないまま、「シシュマレフ村 村長へ」とだけ宛名を書いた手紙を投函します。
「何でもするからどこかの家においてほしい」と。その半年後、「歓迎します」との返事が届きます。これ
ザ・ノース・フェイスを担当してしばらく経った頃、「面白い写真家がいる」と知人の編集者に紹介されたのが星野さんだった。
彼は僕より6歳年上だったけれど、人懐っこく、超がつくほどおっちょこちょいな人だった。1ヵ月にも及ぶ北極圏での単独撮影でテントを風に飛ばされて、揚げ句、川に流されちゃったとか、真冬にアラスカの自宅でロックアウトされて、危うく凍死しそうになったとか。数々の失敗談を愉快そうに話してく