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プラダ

原点と今と

次の秋冬からラフ・シモンズがクリエイティブ・ディレクターとして参入。ミウッチャ・プラダが単独で発表する最後となった今季は、ブランドの真髄に焦点を当てたコレクション。プラダの原点を語るうえで欠かせないのが「ブラックナイロン」だ。1978年、他のラグジュアリーブランドに先駆け、それまでは主にミリタリーやアウトドア製品に使われていたナイロンをバッグに採用。美しい光沢と機能性をウェアにも展開し、ファッショ

アコギとエレキがセッション?

アコースティックギターとエレキギターを兼ねた革命的な一本が〈フェンダー〉から登場。モッドノブやヴォイスセレクターを切り替えるだけの簡単な操作で音色を自在にブレンドし新しいサウンドを作ることが可能だ。伝統的なテレキャスターシェイプにコンター加工を施したボディはアコースティックの定番、マホガニー素材を使用。豊富な5色展開。ギター270,000円(フェンダー/フェンダーミュージック☎0120・1946・

モードを駆け抜ける、スニーカーたち。

パリ・コレクションに集まる人々にとってのスニーカーのトレンドは、ダッドシューズから始まっている。この人気はファッションから生まれた波に、スニーカーヘッズがうねりを起こし、ビッグウェーブになった。ヘッズとはヘッドの複数形で、接尾語として用いられる場合は中毒的に熱狂している人を表す。手に負えないといったネガティブなイメージを与える言葉だが、依存症気質な彼らのコミュニティが拡大するにつれて、トレンドが大

服の履歴書

60年代のオリンピック選手が着ていそうなクラシックでスポーティなニットやブルゾン。グラフィカルなロゴやトロンプルイユ(だまし絵)ポケットは、高度なニッティング技術で表現したという。ルックにたびたび登場するパディング入りのハットは、ブランドのアイコンといえるブラックナイロン素材を使用。ミウッチャ・プラダが仕掛けるクリエイションを、パズル感覚でミックスしたかのようなスタイルだ。

プラダがプロパガンダ芸術を振り返るいまこそ、 記念碑的な作品をおさらい。

本年上半期、プラダ財団美術館が焦点を当てたことで話題となった「イタリア未来派」。政治的に利用されたプロパガンダアートとしても知られるが、映画界にもプロパガンダは存在した。その代表が本作だ。モンタージュ理論を用いた、階段から乳母車が落ちるシーンは、映画『アンタッチャブル』がモチーフとしたことでも有名。

2人の監督がバトンをつないだ、シリーズ大作。

ギフトシーズンに配信された〈プラダ〉の短編シリーズ。どの作品も、ブランドを象徴するバッグがキーアイテムとして登場する、なんとも〈プラダ〉らしい演出になっている。オータム・デ・ワイルドによる3作は、さえない郵便配達員と個性的な登場人物のすれ違いを描いた喜劇のようなストーリー。ライアン・ホープにバトンをつないだ4作目は、謎めいた配達人が道中で遭遇する障害を乗り越えていくミステリアスな仕上がり。アカデミ