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パイクプレイス ロースト

日本上陸は1996年。多彩なエスプレッソドリンクをテイクアウトできる「シアトル系コーヒー」の先駆は、「サード・プレイス(家でも職場でもない場所)」というコンセプトとともに、熱狂的に支持され今日に至る。創業地「パイクプレイス」の名を冠したブレンドも、発売から10年のロングセラー。ココアや煎ったナッツのような香ばしさ、バランスの良い滑らかな口当たりが特徴だ。「どっしりとしたコクがある、“古き良きシアト

オリジナルブレンド

「サーフカルチャー、ファッション、コミュニティの融合」を目指したブランドのインショップ・コーヒーバー。店と縁の深いバリスタの石谷貴之さんが、〈TORIBA COFFEE〉にローストを依頼したオリジナルブレンド目当てに訪れる人も多い。「エチオピア、ブラジル、エルサルバドルのスペシャルティグレードの豆をブレンドし、柑橘系の心地よい酸味と、しっかりしたボディを備えた、飽きのこない味に。ミルクを加えると、

フラワーチャイルド

2000年代のニューヨークでバリスタ修業をし、09年東京に店を開いた田中勝幸さんは、日本におけるサードウェーブカルチャーの第一人者。当時、焙煎から抽出、サービスまでを1人で行うスタイルは、コーヒー業界に大きなインパクトを与えた。契約農園の豆で作る「フラワーチャイルド」は、開業時からのハウスブレンド。「ビターチョコレートのようなしっかりとしたコクが特徴。エスプレッソはもちろん、フレンチプレスやハンド

BFW

〈オニバスコーヒー〉の2号店は、自社商品だけでなく〈SWITCH COFFEE TOKYO〉などの豆も取り扱うマルチロースターのコーヒースタンド。『ジャパンコーヒー ロースティング チャンピオンシップ2014』で3位のオーナー・坂尾篤史さんの下、立ち上げメンバーの2人が焙煎を担当。毎年足を運ぶホンジュラスとグアテマラの豆を使った「BFW」は、シグニチャーブレンド。「グリーンアップルやアプリコットを

ダテーラ ルダ

世界各国のバイヤーから高い評価を得るダテーラ農園が、未知のフレーバーを実現すべく取り組んだマイクロロットを、ダテーラと共同開発に携わったことのある〈小川珈琲〉が落札。「ボジョレーヌーボーの伝統製法、セミカーボニックマセレーションをコーヒーチェリーの発酵過程で応用。いわゆるブラジルとは異なるフルーティでエレガントなフレーバーに。ワインのような奥深さを持ち合わせており、世界から注目されています。ワイン

ナランホAAA

“ナランホ”とは、スペイン語でオレンジの意味。そのものズバリのオレンジのような香りは、標高の高さと、ウォッシュト精製ならではの個性だ。この銘柄は、コロンビアの小規模生産者団体サンアウグスチン協会が、知識を共有し、互いを高め合うことで、品質向上に努めて作り上げたもので、“AAA”は最高ランク。「クリーンでスムーズ。バランスの良さは、シーンを選ばず楽しめます。ペーパードリップでもエスプレッソでもOK」

エル コンキスタドール

長年にわたり信頼を築いてきたパートナー、ラミニータ農園から今シーズン買い付けたコーヒーは、代表の山本酉さんも驚くほどの出来映えだ。地域全体が豪雨の脅威にさらされたにもかかわらず、標高が高いドータ地区のコーヒー畑は災害を免れた。「桃やアプリコットを思い起こさせるジューシーな果実感、年代もののプロバットでローストしたコスタリカは、コーヒー本来の甘さと余韻が続きます」(加藤)。250g 2,000円。

ウン レガロ デ ディオス

2018年のニカラグア・カップ・オブ・エクセレンスで5位に入賞。4代にわたり「神の贈り物」と呼ばれる農園で栽培から発酵、乾燥、精製まで一貫して手がけた豆を使用。熱伝導に優れたプロバット社のヴィンテージマシンで甘味が頂点に至る瞬間を逃さず焙煎する。「しかも稀少なパカマラ品種で、甘味と深いコクをもたらすハニープロセス処理と聞くだけで興味津々。クリーンな味わいです」(三木)。2月発売。250g 3,50

ルガリコーヒー ウォッシングステーション

東京・世田谷から、全国にコーヒーカルチャーを発信する焙煎家の柴佳範さんの自慢の銘柄。「2016年に操業を開始したウォッシングステーション。農家との信頼関係プラス最先端設備の導入で、急激に伸びてきた生産者です。豆は、西部キブ湖沿岸の産地で栽培し、ナチュラルで精製したブルボン種。アプリコットや黄桃の甘い香りとフレッシュ感を最大限に生かすべく、浅煎りに焙煎。シロップのような口当たりが持ち味です」(石谷)

メイワル キワンブ ウォッシュド

今回、座談会にも登場した大西正紘さんがオーストラリア・メルボルンの〈The Premises〉、福岡の〈ハニー珈琲〉での修業を経て2013年に開業。「個人店でありながら、世界中からおいしいコーヒーを求めて訪れる人が絶えない。ケニアは果実のコク、ベリー系や桃を感じさせる甘さがある」(加藤)。目指すのは甘さと後口のきれいさ。プロバット社プロバトーネ5㎏で釜内の温度や上昇率を確認しながら釜内の豆の状態、