
原点回帰


【串のNEW WAVE】デンクシフロリ/焼鳥 うにか

【ラーメン vs. うどん 2018】麺識者が推す、今、福岡ですするべき10杯。
福岡のご当地麺といえばラーメンとうどん。来福時に一度は食べておきたい名物だが、その選択肢は無限大だ。そこで麺の識者2人に、今食べるべき一杯を公開プレゼンしてもらった。5番勝負、軍配が上がるのはどっち?

これも、花。
中川幸夫という、花の生から死までをいけきろうとした人がいた。花を切り、器に挿す。切られた花は種を宿すことなく急速に死へと向かう。いけばなは、死に花を生かす芸ともいえる。その核心に最も自覚的であったのが中川幸夫であろう。
中川がいけばなの世界に登場したのは、太平洋戦争後に興った所謂いけばなブームの潮流の最中であった。戦後の経済成長の下、人々は死の香りを消し去るかのように様々な余暇に興じるようにな

シェイクシャックに テストキッチン登場。 試作品もいち早く!
1.ここでしか食べられない商品が続々!
2.地下のテストキッチンで試作し、店舗で販売。
3.同チェーンの18年の歴史で、世界初の試み。

奇想の前提
表現というのはある条件が揃うと「奇想化」しがちです。ある時代、あるエリアで、足並み揃えて。それはかなり高い確率で起こります。「奇想化」には別の名前の仲間がいろいろいます。代表格は海の向こうの美術の親戚筋ーーもともと〈歪んだ真珠〉というネガティブな意味の「バロック化」。あとはルネッサンス直後のイタリアに現れた「マニエリスム化」。「ロココ化」も女々しさに偏りすぎだけど、まあ仲間かな。さらに僕なんかは美

世界を読み替える、クトゥルー神話の魅力。
人類が登場するはるか以前、地球を支配していたのは異次元から到来した邪悪なる神々だった。異形の姿を持つ邪神たちは、地底や海底で眠りに就きながら、復活の時を虎視眈々と狙っている。「クトゥルー神話」とは、こうした壮大な世界観のもとに創作された複数の作家たちによるフィクションの総称だ。その起点となったのは、アメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフトが1920年代から30年代にかけて執筆した作品。彼の死後、多

noura/BISITO
浅草と神楽坂、風情ある東京の花街に相次いで20席以下のフレンチの良店がお目見え。ともに長年、地域に根ざして町を盛り上げてきたシェフの原点回帰な店で、フランスの郷土色が香る味作りも共通。ご近所ならもちろん、わざわざ出かけてでも味わう価値アリ!

ロックバンドに正しさを求めるな! 自分道を突き進み続ける漢(おとこ)バンドの極意。
「まさにそれが言いたかった」。溜飲の下がる痛快な歌詞。バラエティに富んだサウンド。200%魂を込めた歌声。怒髪天のライブをみんなが体験したら、世の中はもうちょっと生きやすくなるんじゃないか? 2年ぶりにニューアルバム『夷曲一揆』を発表したばかり。ロックバンドの原点回帰を謳った一枚。世知辛い現代を生き抜く術を、ボーカル&歌詞担当の増子直純さんに聞いてみました。
*
新譜のジャケットは裸にフンドシ

TEST KITCHEN H/TXOKO
イタ飯ブームの立役者であり、日本のイタリア料理界に影響を与えてきた山田宏巳シェフ。山田シェフの下で10年以上料理長として厨房を支えた関口晴朗シェフ。師弟関係の2人がこの春それぞれ出店。見え隠れするイズムと個性はぜひ、味比べで体感してほしい。