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縄文時代

世界が熱視線を注ぐ日本の建築。その過去、現在、未来を体感する展覧会。

"建築家のノーベル賞"とも呼ばれるプリツカー賞。あまたの建築大国を抑えて、日本はその最多受賞国だ。丹下健三、安藤忠雄、SANAAの妹島和世と西沢立衛……、日本人建築家たちが世界的に高い評価を得るのは、日本に古くから根づいてきた自然観や美意識が、西洋文化との融合により独創的な表現として花開いたからではないだろうか。
 そんな日本の建築を、古代から現代に至るまでじっくり紐解く展覧会『建築の日本展:その

厄除け人形

 豪雪地帯として知られる岩手県和賀郡白木野地域。何もかもが雪に埋もれた冬、毎年1月19日になると、集落の皆が集まり大きな藁人形を作ります。チョンマゲ頭に裃姿をした、侍風の人形なのですが、なにより目をひくのは、頭よりはるかにデカい特大の男根。この藁人形は厄除けの習俗に使われるもので、子々孫々絶えることなく続いてきた人間の繁殖力の強さにあやかって村を守ろうと考えたことから、この姿になりました。完成した

西洋の古楽器を作りながら、築150年の古民家に暮らす。

 東に水田と麦畑が広がり、西には鬱蒼とした森と竹林。いまだ縄文時代の生態系が残る静かな山里で、築150年の古民家に暮らしているのが、松本公博さんの家族。ルネサンス期の弦楽器や中世の竹製楽器など、今は絶えてしまった「古楽器」を復元製作するのが生業だ。敷地内の工房には、ウクレレの原形となった15世紀の4コースギターや竹のリコーダーなど、製作途中の古楽器が並んでいる。「この40年間ずっと、古くて新しい音