
キャメル


Auralee|なぜ、そこまで素材にこだわるのか?
モンゴルの牧草地でラクダの群れに囲まれているのは、オーラリーのデザイナー岩井良太。彼の服作りの原点は、ここにあると言ってもいい。2015年のデビュー以来、良質な素材を用いたシンプルなコレクションが人気で、取引先も増えたが、岩井の素材への探究心はことのほか強い。彼は、アパレル業界へ入ってから自身のブランドの立ち上げまでの間、ニット類をはじめさまざまな素材を扱うアイテムの企画を手がけてきた。なかでも

髪がまとまらなくても、帽子という選択肢がある。
PANAMA HAT FEDORA
中折れ型 パナマハット
ストローハットは夏の帽子の代表格。麦やラフィア、ペーパーなど素材は様々だが、トキヤ草で編まれたパナマはその中でも最高のもの。生地は編み方によって種類があるが、〈Sashiki〉ではエクアドル産の、目の細かいあじろ編みの生地を使い、木型に入れて一点一点成形している。ツバは雰囲気良く生地の端を活かして作られる。見た目はシンプルそのもの。細め

チェック柄がカラフルに。
実用性のあるアイテムをモダンにアップデートさせた今季の〈バーバリー〉コレクション。カラフルでキャッチーな印象の、使い勝手の良いウォッシャブルバッグに注目だ。ほかにもキャメルチェックや、グリーンチェックなど7色展開。H12×W25×D12㎝。各74,000円*予定価格(バーバリー/バーバリー・ジャパン☎0066・33・812819)

哲学堂公園
place:哲学堂公園
name:酒 航太/写真家、スタジオ35分主宰
clothing:キャメルの襟付きダブルブレステッドコート370,000円(ヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク☎03・6384・3512)、フェイクレザー切り替えセーター107,000円、パンツ68,000円、シューズ82,000円(以上ドリス ヴァン ノッテン☎03・6820・8104)

カジュアル対応の上質ブーツ。
1975年にイタリアで創業しメイド・イン・イタリーの靴作りにこだわる〈サントーニ〉。今季は、エレガントな雰囲気を持ちながらもデイリーに履けるレースアップブーツが登場。上質なスエード素材のアッパーとラバーソールを組み合わせ、さらにはポップなシューレースをあしらったデザインが魅力。86,000円(サントーニ/リエート☎03・5413・5333)

記憶の中の香気を辿って。
鼻孔をかすめた香りにより過去がふいに蘇る時がある。例えばカクテルとシガーが混じったジャズクラブの香り。“記憶”をテーマにした香水シリーズは〈メゾン マルタン マルジェラ〉から。新作のテーマは「1992年、マドリードの理髪店」の記憶。12,000円(メゾン マルタン マルジェラ/メゾン マルタン マルジェラトウキョウ☎03・5725・2414)

細かな道具の片づけに。
デスク周りの小物などの収納に便利な取っ手付きの収納トレー。本体素材はポリプロピレン製で、内部には整理のしやすい間仕切り付き。木製の取っ手が備えられているので持ち運びも簡単だ。デザインはスイスを拠点にするユニット、ビッグゲームによるもの。〈アレッシィ〉の新作だ。7,000円(アレッシィ/アレッシィ ショップ青山☎03・5770・3500)

襟を選んで、自分好みに。
タグの白い縫製糸がブランドアイコンになっている〈オールドマンズテーラー〉。編み目が細かいシェットランドウールと、柔らかいラムレザーのコンビネーションになった、こだわりのある一着。取り外し可能なファー素材の襟は、ベージュとブラウンから選べる。148,000円(オールドマンズテーラー/ザ ディアーグラウンド☎0555・73・8845)

パリジャンのスエット。
〈アー・ペー・セー〉のパリのアトリエ近くにあり、パリ市民の憩いの場リュクサンブール公園の名前を、カレッジ風ロゴでプリントしたスエット。表面は霜降りグレーで、裏面のパイルは黒い糸を使用したシックな配色がポイント。軽く着心地のいい一枚。19,000円(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス☎03・3710・7033)