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【話題の本】平野紗季子と長濱ねるの散歩論。|『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』
平野紗季子が散歩を通して出会った食や人、風景、街のシーンがチャーミングな語り口で綴られたエッセイ。2016〜20年に雑誌『Hanako』に掲載された同名連載をまとめたもの。マガジンハウス/1,600円。

佐々涼子『エンド・オブ・ライフ』
「人は、生きてきたようにしか死ぬことはできない」。在宅医療の現場で200人もの患者を看取った看護師の森山文則は、自らの死をどう受け入れたのか。京都の診療所を舞台に、取材者も葛藤しながら、命の期限を迎える人々と向き合った実録。集英社/1,700円。

春日武彦先生の頭の中を旅するように『猫と偶然』の世界へ。
精神科医を続けながら作家として活躍する春日武彦先生の最新作は『猫と偶然』。猫との暮らしや思い出、猫が登場する作品から連想を広げていく断章集について、歌人の穂村弘さんと語り合う。

90年代のアメリカ青春ドラマに憧れて。|ぺこ/りゅうちぇる
80年代のアイドルオマージュかと思いきや、さにあらず。実は90年代米国の青春ドラマやスターのスタイルを実践する、ぺことりゅうちぇる。
「例えば『ビバリーヒルズ青春白書』のキャラクターや世界観に憧れます。特に90年代前半に放映されていたシリーズのデビッドとか、ちょっとぽっちゃりしていてダサいぐらいのファッションが抜群にかわいくて。あとはMCハマーのMVのバックダンサーの格好とかにも影響を受けました

妻へのプレゼントどうしよう。
結婚7年目で専業主婦の妻がいます。これまで妻の誕生日には欲しいものを聞いて財布やバッグなどあげてきましたが、そうでなくてサプライズで選んでくれるのがいいのに、と言われました。できれば「また財布?」みたいなマンネリなものでなく喜んでもらいたくて、みなさんの経験やアイデアをお聞きしたいです。(会社員/38歳/男)

日本のドラマも語らせろ!
最近なら『半沢直樹』、かつての『おしん』だってそう。海外に負けず劣らず日本のドラマだって、時代ごと語り継がれる作品を残してきた。海外ドラマにはない、その奥深い魅力を、日本の名作を愛する2人が語りました!

同棲ってどう思いますか?
家族のように可愛がっている26歳の部下の女の子に彼氏ができ、同棲すると言いだしました。でも、ダラダラ一緒に住んでいいことはない気がします。それなら結婚した方がいいと言ったところ、同棲して3ヵ月後に結婚する、と彼氏が言っていると……。我が子のように心配していますが、みなさんは同棲に賛成ですか?(会社経営/39歳/男)

ハミ出してたって大丈夫。|川田十夢
星新一さんの本は、小学校に入る前から絵本代わりに読んでました。1000話超のショートショートがあり、その3割以上の挿画を真鍋博さんが手がけたといわれます。話が短くて言葉も限られるし喚起できるイメージも少ない。それでいて結末をほのめかす絵を描いちゃダメ。特徴は線の細さですが、緻密かつ具体的じゃない絵って超難しいですよ!
それでも読み手の想像力をハミ出させる絵なんです。このページ(新潮文庫版/写真