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マルシェ

午後三時。宙ぶらりんの時間に呑む、大人のおやつ。| 文・井川直子

人が息をつけるところは、いつだって余白にある。大事なことは無駄の中に隠れている。だから、おやつ呑みのススメ。ランチとかディナーとかハッピーアワーとかの目的なんかない午後三時、宙ぶらりんの時間に呑むお酒である。
 
こういうときの私は、目的だけが人生だと思うなよ、と誰に言いたいのか、少しばかりパンクな気分で酒場に向かう。それは、横書きのノートに罫線無視の斜め書きしてやった! くらいの小っちゃ過ぎる反

パリのフローリスト。

いまのパリを代表するフローリストといえば、〈ドゥボーリュウ〉のピエール・バンシュロウをおいてほかにいない。モードの登竜門として知られる、南仏の『イエール国際モードフェスティバル』でのインスタレーションや、パリのファッションウィークのショー展示会場でのデコレーションなど、〈ドゥボーリュウ〉に花を頼むのはいまやステータスと言っていい。そんなピエールの花を誌面で紹介したいと相談したところ、墓地でのインス

近代北海道の歴史はここから始まった。

北海道大学、通称「北大」の前身、札幌農学校が開校したのは1876(明治9)年のこと。旧東京大学よりも1年早い開校だった。箱館戦争が終結したのが1869(明治2)年だから、明治新政府がいかに重視し、その設置を急いだのかがわかる。当時、蝦夷地改め北海道にはロシア南下の脅威があった。ぼーっとしている余裕はない。北海道開拓は新政府の重要課題の一つだった。
 
それにしても、新しい国づくりの根幹に農業(酪農

日本一イベントの多いミニ シアターは商店街の一角に!┃元町映画館

 元町商店街の一角にあるミニシアターのオープンは2010年8月。「メジャー大作でない映画の魅力も知ってほしい」と映画好きのオーナーがスタッフを募集、普通の店舗物件を改装し映画館に! 現在は年間およそ270~300本、朝から夜まで幅広いジャンルを上映。週末は作品の背景を解説するトークショーや監督との座談会、マルシェなど映画にちなんだイベントも、多い時は1日4回も開催。「イベントに興味を持った人が映画

ブランド創設以前から網羅。美しきディオールの世界に心を躍らせた夜。

まさに集大成! ディオールが、これまでの歩みを振り返る展覧会、『エスプリ ディオール − ディオールの世界展』を開催中。オープニングレセプションには、クリスチャン ディオール クチュール社長兼CEOのシドニー・トレダノや、長年にわたってディオールのコレクション撮影を担当してきた、フォトグラファーのパトリック・デマルシェリエも登場し、会場は華々しい雰囲気に包まれました。
 まず驚くのが展覧会の規模。

BIANCARA

井の頭公園のバル〈ビアンカーラ〉で、昨年11月から不定期で開かれているマルシェ。出店するのは、群馬で穀類を育てる福田農園の福田俊太郎さん(写真中央右)と、千葉で野菜を作るナナメファームの塚田茂雄さん(写真中央)。「いつも使っている無農薬の食材の生産者と、お客さんの接点に」と、オーナーの小平尚典さん(写真中央左)。リピーターも多く、早くも地元の人気を集めている。

フルーツシール

●名前/吉本宏

●職業/会社員

●きっかけ/高校時代、バナナに貼られていたシールにたまたま目が留まり、「こんなに小さな世界にもちゃんとデザインがされているのか!」と感心。

●最初はなんとなく/集めるつもりはなく、「なんか可愛い」からと初期の頃は無造作に手帳に貼っていた。スクラップブックに整理するようになったのは1993年以降。

●仲間/その年にアートディレクターの相馬章宏さんと出会い蒐集熱