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感情移入

是枝監督総合監修、日本社会の問題点を見つめたオムニバス映画が公開。

香港で社会現象となったオムニバス映画『十年』。10年後の香港を舞台に自国が抱える問題点を取り上げた作品は、中国では国営メディアに批判され上映禁止になるほどの話題を呼んだ。新たに日本、タイ、台湾の国際共同プロジェクトが始動。日本版のエグゼクティブ・プロデューサーには是枝裕和監督を迎え、10年後の日本を舞台に多様な問題意識を出発点に5人の映画監督が創作した。その一人、『美しい国』石川慶監督に話を伺った

立川志らく

洋画を落語に翻案する、立川志らくさんの「シネマ落語」。1995年からの演目はすでに70に上る。『タクシードライバー』は「人力車」に、『ゴースト/ニューヨークの幻』は「幽霊 江戸の幻」に。登場人物は八っつぁんや与太郎になる。何度も繰り返し観て物語を編むことになるから、自ずと好きな作品が選ばれる。
「芸術映画みたいな難しい作品は好きではない。王道といわれるものがいいですね。一番は『ゴッドファーザー』シ

現役JKは小説に何を求めるのか?|椎木里佳

中学3年生で起業し、“女子高生社長”として活躍中の椎木里佳ちゃん(高3)。今の女子高生たちのリアルな声を集め、そこから新しいマーケットを創出する“JKビジネス”で注目を浴びている。全国の女子高生の代弁者と言ってもいい里佳ちゃん、今のJKって、いったいどんな小説を読んで、何を考えているんですか?

〝大人向け〟なムーミン映画の誕生。

『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』を手がけたグザヴィエ・ピカルド監督は、日本のアニメーションの大ファンだという。そんな監督が、ジブリと並んで「世界で最も美しい絵を描くアニメーション製作会社」だと評するのが、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『イノセンス』などを製作してきたプロダクション・アイジー。同社の代表である石川光久さんとは以前から仕事を通じて親交があったそう。久

斉村朝子/傷跡フェチ

枯れた傷跡を持つ人には色気を感じる」と語る齊村さん。“瘢痕”には、造形物としての美と、背景に隠された物語性、そして経年変化で表情が変わっていく魅力があるのだと言う。もちろん自身にも、感情移入している傷跡がある。死別した愛犬につけられた足首の瘢痕だ。犬と自分をつなぐ残された絆でもあり、消えてほしくない思いから上からひっかくのが習慣になっているという。もともと幼少期から、絆創膏の裏を赤く塗って血がにじ

日常のそばにあるドラマこそ、しっくりくる。|高橋ヨーコ

『ブレイキング・バッド』も観てみたんです。でもドラッグを製造したりとか、あまりにも日常からかけ離れてる気がして、次を続けて観たいという欲求が出てこない(笑)。そういうのがあまり得意じゃなくって。よくできていて素晴らしいのはわかるんだけど……。
 好みの問題ですかね。映画でもSFやアクションとかはあまり観ないし。「日常のすぐそこに、こんなことが」というのがいいんです。『ブレイキング・バッド』も実はそ

海外ドラマを観るべき4つの理由。|談・町山智浩

今のアメリカのエンタメ界では、ドラマ出身のJ・J・エイブラムスなどが映画で活躍し、映画畑のスティーヴン・ソダーバーグ監督やマシュー・マコノヒーらがドラマに参入するといった地殻変動が起きています。ハリウッドで勝負するには組織作りが必須。でもドラマ界では、面白いストーリーが一本書ければいきなりトップが取れる。だから、経験値が浅いにもかかわらず、ヒットドラマを創る若手クリエイターも多く登場してきている。

レトロゲーム

●名前/杏野はるな

●職業、年齢/ゲームソムリエール、25歳

●全貌/日本で発売されたファミコンのゲームソフト、全1,053タイトルをコンプリート。加えて、国内外で発売されたゲーム&ウオッチは200機以上。LCD−Game、LSI系などの電子ゲームが100機ほど。ゲーム関連の雑誌、攻略本、機材、グッズ、コスプレなどなど。

●すべてはゲーム&ウオッチから始まった!/17歳の時に読んだ『横井軍平

ソフィア・コッポラが見た、現代LAティーンの真実。

 ソフィアはアンニュイに少女のようにゆっくりと話す。かつて映画の現場を手伝ったとき、僕らは彼女を“お嬢”と親しみを込めて呼んだものだが、今もそれは変わらない。
「雑誌『ヴァニティ・フェア』に掲載された記事を読んで、今の10代にタブロイド紙やリアリティショーといったポップカルチャーが与える影響がとても大きくなっていて、今の世界をどこかアンバランスにしてると感じたの。それが映画を作るきっかけになったわ