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都市計画

燭台切光忠とピエール・ジャンヌレ。

焼損という状態から美術品としての新たな評価を再び取り戻した《刀 燭台切光忠》。同じく、一度は失われたかと思われた価値が再発見された物語を持つ椅子があることをご存じだろうか。
 
椅子の作者、ピエール・ジャンヌレは1896年にスイスのジュネーヴで生まれた建築家。近代建築の祖であるル・コルビュジエのいとこにあたる。2人がともに携わったのが、1951年から始まった、インド・チャンディガールの都市計画だ。

無用真味

常時、多種多様な見本市が開催されるパリ。その中で最もユニークなのが、この〈ル・サロン・デ・メール・エ・デ・コレクティヴィテ・ローカル〉だ。直訳すれば、市長と自治体の見本市。フランス中の村・町・市の長や行政関係者が、管轄の自治体の改善を目的に来場する。
 セクションは、都市計画、建造物/工事、エコノミー、環境/エネルギー、健康/教育、ITなど、13のカテゴリーに分かれ、予算に応じて、来年度に必要なも

公園選定委員会が選んだ、いま行くべき公園は?

五十嵐太郎 今回、いま行くべき公園を選ぶにあたり、まずは公園の定義を決めておきましょうか。
石川初 法律で定められた公園に限定するのか? 緑地や広場など公園のように使える場所を含むのか?
五十嵐 広い意味での公園的な場所を対象とする方が面白いですよね。
石川・大西麻貴 そうしましょう!
五十嵐 最近、園内にカフェのある公園が増えたと思うんですが、都市公園法の改正が影響していますか?
石川 カフェな

孤高の建築家、ニーヴ・ブラウン再注目。

戦後の復興と平等な社会を目指し、1960〜70年代にロンドン各地で建設された公営住宅。その中でも秀作とされるのが、520戸が連なる〈アレキサンドラ・ロード・エステイト〉だ。
建設から約40年、設計者のニーヴ・ブラウンに建築界の最高名誉賞が授与された。
この集合住宅をこよなく愛し、受賞への働きかけを続けた2組の暮らしぶりを紹介。

2015年4月16日 特集・松本隆企画会議議事録

今年は松本さんの作詞活動45周年で、6月にはトリビュートアルバム『風街であひませう』がリリースされ、8月にははっぴいえんどの仲間だった細野晴臣さんや鈴木茂さん、ほか大勢のアーティストが出演して松本さんの詞を歌うコンサート『風街レジェンド』が開催されると。そこで僕らも、松本さんが書いた詞を改めて見つめ直し、言葉とともに松本隆という作詞家の人物像に迫る特集をしたいと思ったわけです。

社会との関係 建築は社会にどうコミットできるか。|成瀬・猪熊建築設計事務所

 不動産業界だけでなく、建築家の間でも手がける人が増えてきた「シェア」物件。この分野で一歩先んじた活動をしてきたのが成瀬・猪熊建築設計事務所だ。彼らがシェアについて考え始めたのは7、8年前。シェアという概念がまだあまり一般的でなかった頃だ。集合住宅を依頼されたが通常のプランでは収支が合わない。そこで当時話題になり始めていたシェアハウスとして事業収支を計算してもらったところ、ビジネスとしても成立する

挑戦することをやめてしまったら、それは男じゃない。信頼と尊敬。共鳴し合う高い志が、男たちの道を切り開く。

 男とは愛する者のため、外に狩りに出ていく生き物。その根本は昔も今も変わらないはず。チャレンジスピリットを持ち続け、新たな道を開拓し、後輩者たちに道を切り開くのも男の役割だと思っています。僕はそういう尊敬すべき先輩たちの背中を見続けてきました。その一人が藤巻幸夫兄貴。彼との出会いは伊勢丹入社1年目、日本代表としてラグビー・ワールドカップに出場した時。ヒースロー空港で「お〜い、吉田君!」と大声で呼び