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名建築で辿る、大阪の100年史。

味のあるレトロビルから最新の建築まで、なぜ大阪にはさまざまな年代の名建築が存在しているのだろう? 建築史家の倉方俊輔さんに教えてもらった、都市構造と、近現代の名建築から見える、大阪の100年史。



 大阪はカオティックな街だと思われがちですが、都市構造は明快です。ベースは豊臣秀吉による碁盤の目状の街割でした。近代に入り、政治、産業、交通手段の変化に合わせて新たな建築が造られ、街の造りも変化し

ビートからポップ・アート、W・バーマン再発見。

 この連載コラムの前担当者M(現『ポパイ』編集長)のメールでの質問が、おおげさでなくウイルス禍で引きこもった一老人の孤独な環境に劇的な知的刺激をもたらすことになった。これまで数十年かけて集め、わが家で散乱状態にある情報をすべて適所に配置可能にする人物との遭遇であった。Mのメールはこうである。

「まだ息してます? よかった。ところで、ウォレス・バーマンって知ってます?」

「だれだよ? ……まてよ

【近日公開】『デッド・ドント・ ダイ』巨匠ジム・ジャームッシュが「愛すべき」ゾンビ映画を撮った理由とは。

あのジム・ジャームッシュがゾンビ映画⁉ 最新作『デッド・ドント・ダイ』は、アメリカの田舎町で起こった怪事件に端を発し、奇想天外なゾンビたちが町中をさまよってはバッタバッタと切り倒され、世界の終焉へと向かっていくゾンビ・コメディ映画である。警察署長と巡査の迷コンビを演じるビル・マーレイとアダム・ドライバーをはじめ、キャストはティルダ・スウィントンにトム・ウェイツ、とお馴染みジャームッシュ組の豪華メン

『極端なニーズから生まれたプロダクトに魅了されます。』スティーヴン・マン/AFFIX WORKS

 ロゴには“New Utility(新しい活用性)”を掲げ、ユニフォームや作業着などを独自に解釈し、ファッションとして提案するAFFIX WORKS。マイケル・コッペルマン、キコ・コスタディノフ、タロウ・レイ、そして今回話を聞くスティーヴン・マンの4人によるクリエイティブユニットだ。コンセプトやクリエイティブワークを担い、自身もスタイリストとして活躍するスティーヴンが、ワークウェアに魅了される理由

男の清潔感はどこに出る?

手を洗った時や汗をかいた時に、ハンカチでさっと拭ける男性はそれだけで素敵です。特に汗のほったらかしは臭いにもつながりますしね。私の周りがハンカチも持たないワイルドな男が多いからかもしれませんが、正直女性よりも気にしてほしいところかな。ハンカチの使用感は使っている証拠だしいいと思います。アイロンは掛けなくても、干す時にシワを伸ばしてキレイに。当たり前のようにハンカチを使える男性は、私のお店でもお金の

モード界にストリート旋風吹き荒れるいまこそ、 ヴァージル・アブローの意識を追う。

2019年春夏からルイ・ヴィトンのメンズウェアを手がけ、メンズファッションの台風の目となったヴァージル・アブロー。自身のブランド〈OFF−WHITE〉の19年春夏コレクションでは、反逆児の象徴であるジェームズ・ディーンの代表作『理由なき反抗』をモチーフとした。ファッションにおいても名作の影響力はタイムレス。

ビートニクを代表する作家が『オン・ザ・ロード』を書いたわけ。| ジャック・ケルアック

1950年代から60年代にかけて若者から圧倒的に支持された文学運動“ビート・ジェネレーション”。それをウィリアム・バロウズとアレン・ギンズバーグらとともに率いたジャック・ケルアックが亡くなり、2019年で50年が経つ。その人生を映画で確認して、ちまたに彼の話題が溢れた時に知ったかぶる準備をしておくのも悪くないだろう。

彼の主著である『オン・ザ・ロード』が映画化されているのがまずありがたい。これは

Friday Disasters(2007)|ジョージ・ウィディーンアー

 アメリカ人のアーティスト、ウィディーンアー(1962−)。実はこのお方、スパイ、ホームレス、賭博師……と驚きの肩書(?)に、自閉症者でサヴァン症候群という特異な才能を持つ、一筋縄ではいかない人物です。そんな彼、子供の頃から「カレンダー」に取り憑かれているんだって。数字は日付に置き換えないと認識できないそう。「ほかの子たちがオモチャで遊んでいる時に、僕は日付を並べていたんだ」というように、その執着