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有名店の「レトルトカレー」をオーソリティと編集部が実食&厳選!こだわりがすごい13選

レトルトカレーのオーソリティである田中淑鏡知さん、竹田太造さん、野村茂宏さんとBRUTUS編集部スタッフが、実食した中から満足できる品を厳選。

Photo: Kaoru Yamada, Wataru Kitao / Text: Koji Okano, Haruka Koishihara

インドカリー タンドリーバターチキン

主役の骨付きチキンは、オリジナルスパイスとヨーグルトに漬け込んでからグリルしたもの。「骨付き肉を焼いて入れるのは、なかなか真似のできないスタイルなんです。
今年で20年目のこのシリーズ、営業職だった時代にスーパーマーケットの棚にずらりと並んでいるのを見て羨ましかった!」(竹田)。バターと北海道産生クリームを使った濃厚仕上げ。

新宿中村屋:¥356(希望小売価格)。問合せ/TEL:0120-370-293

インドカリー ベジタブル

「日本人の大半が“カレー=肉”を求める中で、売れ行き好調と聞いています。ここまで大きめな野菜がたっぷり入っているのもすごい」(竹田)。その言葉通り、食べ応えあるサイズのカボチャ、ジャガイモ、ニンジンにふっくらとした食感の白花豆などが入り、具の存在感が印象的だ。独自の「スパイス3段仕込み製法」で芳醇な香りも楽しめる。

インドカリー ベジタブル
新宿中村屋:¥356(希望小売価格)。問合せ/TEL:0120-370-293

だしきわだつ スープカリー
3種の濃厚だし、香りたつスパイス

ベースのスープには、昆布だしとマグロ節だし、オマールエビのだしをブレンドしてあり旨味が特濃。独自に調合した30種類のスパイス&ハーブが効いていて、口当たりはサラリとしていながら余韻はしっかりスパイシー。「新宿中村屋お得意の骨付き鶏肉に加えてゆで卵丸ごと1個入り。箱が分厚いだけのことはある!レンコンの食感も新鮮」(編集部)

3種の濃厚だし、香りたつスパイス
新宿中村屋:¥496(希望小売価格)。問合せ/TEL:0120-370-293

吉田カレー中辛(キーマ入)

「驚くのは自社工場での一からの製造。そのエネルギーが、まずすごい。お店そのままのだしの効いたフルーティなカレーを、荻窪まで行かずに自宅で楽しめます」(田中)。
野菜や果物の甘味と、鶏肉、昆布、貝柱などの旨味が融合した味わいがパックされている。箱の中には2つのパウチが。キーマをご飯の上に、カレーをご飯の周りに盛るのがおすすめ。

吉田カレー中辛(キーマ入)
吉田ホールディングス:¥1,380。問合せ/TEL:03-6276-9527

インドカレー

1956(昭和31)年創業、「日本インドカレーの祖」と呼ばれる名店。スパイス十数種が効いたカレーソースは、カレーの風味を感じられるようにと具材はなし。タマネギの甘味が映える辛口で、程よくスパイシー。
「極辛のカシミールより、インドが好き」(竹田)とスパイス党も支持する辛さの加減で、チキンソテーと蒸したジャガイモを加えると美味。

デリーのインドカレー
デリー:¥690(2020年6月中に変更の可能性あり)。問合せ/TEL:03-3813-0038

negombo33監修
ポークビンダルー

全国からカレー好きが詣でる西所沢〈negombo33〉がインド・ゴア州発祥の「ポークビンダルー」をレトルト化。ビネガーと粒コショウを効かせた深い味わいは、レトルトであることを忘れそうになるほど。
「にしき食品の社内もザワついた逸品です。肉のボリューム感もスパイスの効き方も申し分なく、レトルトなのにフレッシュさすらある!」(竹田)

negombo33監修 ポークビンダルー
36チャンバーズ・オブ・スパイス:¥648。問合せ/TEL:03-3485-1933

カシミールカレー

極辛と表現される〈デリー〉のカシミールカレー。「食べたくなった時は台風でも買いに行く」(田中)。今もスパイス党を熱狂させる、同店一番人気のカレーだ。
具材なしでパウチされるため、十数種のスパイスの風味をダイレクトに感じられるシャバシャバのカレーソースには、ぜひ白飯を。辛味が米の甘味を際立たせる、これぞご飯に合うカレー!

カシミールカレー
デリー:¥740。(2020年6月中に変更の可能性あり)。問合せ/TEL:03-3813-0038

ラッサム

スパイスカレーが市民権を得る前、2003(平成15)年に自店を開業した伊藤一城シェフ。南インドのミールス(定食)の付け合わせ、トマトやタマリンドを香辛料で風味づけした薬膳スープ・ラッサムを日本の米に合うカレーに昇華させた。「伊藤シェフの発想は、今もなお斬新に映ります」(竹田)。野菜の旨味とスパイスの香味の調和に、やみつきになる。

ラッサム
スパイスカフェ:¥540。問合せ/TEL:03-3613-4020

つぶら乃 山椒カレー

京都・八坂の塔の近くにある、知る人ぞ知る料亭〈つぶら乃〉。お店ではカレーは出していないが、こちらの店主がプロデュースしたのが、山椒と、隠し味に宇治の玉露茶を使った独自のカレー。「山椒の入ったカレーは中国の花椒を使うものがほとんどですが、これは日本の山椒が入っています。花椒より繊細な辛味が口の中に広がります」(野村)

つぶら乃 山椒カレー
キャニオンスパイス:¥599。問合せ/TEL:072-484-8820

日本一辛い黄金一味ビーフカレー
鬼辛

「CAUTION!」「覚悟」の文字がただならぬ辛さを予感させるこちらは、京都にある薬味処〈祇園味幸〉の人気商品《日本一辛い黄金一味》を使ったカレーの最上位モデル「鬼辛」。タマネギやリンゴの甘味をベースにしつつ、もちろん一味もたっぷり。「辛いもの好きも満足させる刺激的な辛さに加えて味わいもぬかりなく、しっかり旨味もあります」(野村)

日本一辛い黄金一味ビーフカレー 鬼辛
キャニオンスパイス:¥599。問合せ/TEL:072-484-8820

銀座インドレストラン
ナイルさんのキーマカレー

1949(昭和24)年に銀座で創業した日本最古のインド料理レストラン。「銘店カレーに流行り廃りはあれど、この店は別格です」(野村)。2代目、G・M・ナイルさんが考案したキーマカレーは、サラッとした液体タイプでご飯に合う。牛・豚・鶏の合い挽き肉を使い、旨味と食感も多彩だ。デフォルトは中辛だが、別添スパイスで辛さの調節が可能。

銀座インドレストラン ナイルさんのキーマカレー
なとりデリカ:オープン価格。問合せ/TEL:03-3927-3075

王様のスプーン 極醸カレー

大阪・西天満のカレー店〈王様のスプーン〉は自家焙煎して独自に配合するほど、スパイスにこだわりアリ。パッケージを開けると香りが漂うくらいカルダモンを贅沢に使用。クミンシードも浮いていてふんだんに使っていることが一目瞭然だ。ガラムマサラの小袋も付いている。「油脂分を最小限に抑えることでスパイスの風味が生きています」(野村)

王様のスプーン 極醸カレー
ヒャクト:¥734。問合せ/TEL:06-6362-8028

キーマカレー

『ミシュランガイド東京2020』でビブグルマンに輝く〈旬香亭〉が営むカレー専門店。フレンチの名手・斉藤元志郎シェフの感性が冴えるブラックカレーは、焙煎したスリランカ産スパイスを用いて、香ばしさをアップ。
ブイヨンの風味も濃く、辛さと滋味深さが規則正しく同居する。「丁寧な味わいに感動します」(竹田)。レトルトは店頭のみの販売。

キーマカレー
カツとカレーの店 ジーエス:¥600。問合せ/TEL:03-6550-8141