ART

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“WILD FLOWERS” in New York / Photo by Joel Meyerowitz

ジョエル・マイロウィッツは絵画のような美しい構図の写真からストリートスナップまでを手がける、世界を代表する写真家。彼が1963年から81年までに撮影した写真の中から花をテーマに一冊に編んだ写真集が『WILD FLOWERS』(1983年刊)だ。花がテーマの写真集はあまたあるが、野の花を意味する題名を冠したこの本は、世界中の街にあふれるさまざまな花、いわゆる公園や庭に咲く花だけでなく、造花や部屋の壁

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Untitled from the Like Everyday Series(2000-2001)|シャディ・ガディリアン

 女性の顔が、ゴム手袋やアイロン、皿、ホウキと、いわば一昔前の(だといいのですが)“女の仕事”の象徴的な道具になってしまいました。彼女たちの個性は、ヒジャブ(ムスリムの女性が体を覆う布)の模様でしか知ることができません。さて、シャディ・ガディリアン(1974〜)はイランの首都テヘランに生まれ、現在も同地を拠点に活動する写真家です。イランを訪れたことがある人が日本に、また、世界にどれほどいるかわかり

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この春の日本を彩る、美しく先鋭的な絵画たち。

 ダイナミックな筆致を宿すフランス人ペインター、ベルナール・フリズをご存じだろうか? 機械的な筆の動きを連想させるフリズの抽象画は、いずれもキャンバス上で起こる有機的な混乱を予見したうえで、綿密に練った描画プロセスを通じて生み出されるものである。ランダムに絵具を絞ったパレットからスタートする彼の制作行為は、現象に委ねるように展開されていく。  そんな彼の個展『BERNARD FRIZE』が、3月

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Lucidity & Intuition: Homage to Gertrude Stein(2011)|スーザン・ヒラー

「ガートルード・スタインへのオマージュ」と題されたこの作品。アール・デコ調のライティングデスクには、取り出すのが難しいほどにギュギュッと本が詰まっています。小説家でありアートコレクターでもあったガートルード・スタイン(1874〜1946)の思想や生き方を、この机一つで体現するかのように。スタインは当時、いち早くピカソやマティスらの絵に理解を示し、作品を収集し、アーティストを支援したことでも知られて

最果タヒの言葉の森の中、詩が生まれる瞬間を目撃する。

横浜美術館では初となる、詩人による展覧会『氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。  最果タヒ 詩の展示』が3月24日まで開催されている。館内の3ヵ所を使って展示されるのは、展示のために書き下ろされた詩と、『死んでしまう系のぼくらに』に連なる詩集3部作などから選び取られた最果タヒの言葉だ。 「詩の言葉を流動的にすることで、読む人が能動的に言葉を選

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アートが見せるスポーツブランドの新たな一面。

アディダス オリジナルスが新たなアーティストコラボレーションプロジェクトの一環として、特別展『Tanaami×adidas Originals』を開催。現代アーティスト、田名網敬一とのコラボレートによって「ADICOLOR×TANAAMI」コレクションが誕生した。これまでもステューシーやマーク ジェイコブス、ルイ・ヴィトンなど、名だたるファッションブランドと作品作りを行ってきた田名網。今回のコラボ

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(Female Figure)(2014)| ジョーダン・ウルフソン

ゾッとするほど醜い魔女のような仮面をかぶった、肌も服も薄汚れた女性型のロボット。おなかのあたりを金属の棒で鏡に固定され、その場から離れることもできずに、ダンスを披露してくれます(ある意味、ポールダンスですね)。レディー・ガガの曲に合わせ、挑発的に誘うようにして。それでも、機械的に繰り返される一連のダンスは恐ろしく奇妙。さらに、鏡に映る自身の踊る姿を否応なしに眺めているのかと思いきや、仮面の下から覗

写真とイラスト、2つの手法で”重なり”を切り取る。

雑誌や広告を中心に活躍する写真家の山本あゆみとイラストレーターの竹田嘉文が、2月23日より、東京・目黒の〈CLASKA Gallery & Shop “DO”〉で2人展『overlaid』を開催する。2人が掲げたテーマは“重なり”。多様な要素が偶然に折り重なって生まれたシーンを、イラストと写真という異なる手法、視点から表現する。   もともと仕事の場で会うことも多かったという2人。 「竹田さんと

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あらゆる「分断」から、人々を解き放つための場として。

森美術館が日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして、2004年より開催してきた『六本木クロッシング』。6回目となる今回は「つないでみる」をテーマに掲げる。   インターネット中心の社会がもたらすディスコミュニケーションや差別など、様々な問題が顕在化する今日。価値観の多様性が認められるようになった一方で、SNSなどの存在が、意見や認識の同調を助長していることも事実だ。本展では

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