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街で拾った、おかしな現代ことば。| 加賀美健

僕は、どこか人の面白みが滲み出ている“お決まりのことば”が好きなんです。例えば、メルカリでよく見かける、「服の趣味が変わったので出品します」といったフレーズ。それ、書く必要あります? ほかにも電車の中や、自分の店に来てくれた中学生との会話から気になったことばを拾っては、シールに書いています。手書きで文字にする、というのがポイントなのかもしれません。「あるなー、このことば」って、普段のことばを客観視

変わらぬ遊び心と変わりゆく遊びの“術”。

 ボードゲームやカードゲーム、踊りやファッションといった子供の頃からの楽しみごとの数々は、時代とともに姿形や関わり方が変化しながらも、いくつになっても私たちを惹きつけ、夢中にさせる魅力がある。  サントリー美術館で開催中の『遊びの流儀 遊楽図の系譜』は、そうした遊びや楽しみごとと暮らしの変遷や、いつの時代も変わらぬ遊び心の普遍性をリアルに実感することのできる展覧会だ。桃山時代・江戸時代を中心に、

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Baoli(2014)|シェイラ・ヒックス

 大量の糸、布、毛糸、そして糸、糸、糸。よじって、織って、巻いて、そしてよじって、よじって、よじる。複雑に絡み合った「繊維」でシンプルに、そして大胆に魅せてくれるのは、1934年米国生まれ、パリを拠点に活動するアーティスト、シェイラ・ヒックスの作品です。巨大な糸の塊は時に美術館の内部を圧迫し、時に街中を埋め尽くし、かと思えば、ほっこりと愛らしい壁掛けのような作品になったりするのもご愛嬌。繊維を使う

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