音楽プロデューサーにして、元ライナー職人!? 松尾潔が語るライナーノーツとの付き合い方。

 楽曲のインターネット配信が普及し、音楽の聴き方が大きく変化すると共に、ミュージシャンに関する情報も手軽に入手することができるようになった。しかし、ネット上に星の数ほどある情報ではなく、アーティスト本人が公認したバイオグラフィやコメントを収録したライナーノーツは、CDにしか収録されていないケースが多い。制作上のデータや舞台裏などライナーでしか得ることができないことはいまだ多く、それが新しい発見や音

ビリー・ジョエルのあの名曲に隠された元妻の「素顔」。

ビリー・ジョエルを語る上で、豪腕マネージャーとして彼をトップスターに導いた最初の妻エリザベスの存在は外せません。彼女はもともと、ビリーが10代の頃に参加したバンド〈ハッスルズ〉時代からの盟友ジョン・スモールの妻でした。しかし、ビリーの才能を見抜いたエリザベスは、モーションをかけるように。次第にふたりは恋仲へと発展します。21歳の夏、裏切りの三角関係を終わらせるため自殺を試みたビリーは、機転を利かせ

音楽家生活25周年を迎えた亀田先生の心がけ。|亀田誠治

 プロデューサーとして、数多くの名曲を手がけてきた亀田誠治。今年、プロミュージシャンとしての活動25周年を迎える。「10代の頃から音楽制作を始めましたが、なかなかプロとしてはデビューできなかった。石の上にも3年と言いますが、僕の場合は5年か、10年かな。ようやくデビューできたのが25歳の時。自分にできることを全力でやってきたので、あっという間の四半世紀。本当に幸運でした。ラッキーすぎて怖いから、交

良い音楽とおいしい食事にしっとりと浸る夜。

「心安らぐ音楽を聴きながら、深々と降り積もる雪を眺める」という情景をイメージしてつけられた店名。店にはその名に違わぬ心穏やかな時間が流れている。2010年の開店から、1人で切り盛りする店主の小島敦さん。ギター奏者キケ・シネシの日本ツアーをアテンドしたり、日本のバンド〈FOLKLORE〉のモエレ沼公園でのライブを企画するなど、音楽イベントにも関わりを持っている。 「自分が良いと思ったものの感動を、自

アルバムを聴く時の、ちょっとしたこだわり。| あいみょん

「ジャケットは作品の顔なので、かなりこだわっています。新作のアートワークでも、とんだ林蘭さんにお願いしました。新作『瞬間的シックスセンス』を発表したあいみょん。楽曲はもちろん、アートワークにも、今の勢いが詰まっている。私自身、ストリーミングで音楽を聴きますが、アルバムは曲順の流れなど、ミュージシャンの細かなこだわりが詰まっているからCDで聴くことが多い。作品が手に取れることが嬉しいんです。歌詞のブ

青葉市子|自分の姿勢を崩さず、快進撃を続ける妖精。

 ガットギターを中心にした演奏に、囁くような歌声。デビュー作『剃刀乙女』(2010年)で多くの音楽ファンを魅了した青葉市子。 「当時はまだ地元の京都にある大学へ通っていました。ある日ライブの動画を見たという方から“次のライブはいつですか?”と連絡をいただいたんです。それがミクシィ経由で届いて。その頃は、知人以外で私を見に来る人などいなかったので、警戒しつつ(笑)。それが実は後に所属する事務所の方で

どついたるねん|ハードなライブの陰には、DIYな努力がある。

 ライブイベントやフェスなどに登場するや、モッシュやダイブを巻き起こし、共演者から熱い注目と、いい意味で軽くめんどくさがられている〈どついたるねん〉。全員参加でマイクを握る集団ラップ、またメンバーも客席に飛び込んで大暴れのハードコアパンク、そしてギャルもメロメロな甘いJ-POPチューンなど。ステージ内容を見ても、一体どれが正体なのかわからない。 「音楽をジャンル分けしたり、高尚なものとして崇めない

ステージでじっくり聴かせる、私とピアノ。|中納良恵

 実に7年ぶりとなるセカンドソロアルバム『窓景』を発表した中納良恵。ボーカルを務めるエゴ・ラッピンとの最大の違いは、その演奏スタイルにある。「私はピアノを弾きながら作曲するんですが、中には“エゴ用ではないな”と思う曲もあるんです。それが7年の間にアルバム1枚分溜まった感じかな。ソロのステージでは、基本的にピアノを弾きながら歌います。みなさんにお聴かせできるよう、猛練習を重ねましたが、それなら定期的

The Shacklewell Arms

 ロンドナーは大の音楽好き。それは年齢を問わず、貧乏そうな若いヒップスターも、モッズ風の中年男も、ダルストンの住宅街にポツンと立つ〈The Shacklewell Arms〉へと足を運ぶ。一見怪しげなパブだが、実はここの正体はブリティッシュ・インディロックの登竜門といわれる有名ライブハウス。ビールの匂いが充満するしなびたバーを抜けるとその先には手作り感溢れるステージが広がり、夜な夜なセンスの良い音

The Laundry

 多種多様なもの作りの達人たちが、バーで意気投合してその場でコラボレーションする。夢のようなクリエイティブ・ハブを昨年9月にオープンしたのはレディオヘッドのギタリスト、エド・オブライエン。元ランドリー工場だった建物を丸ごとごっそり改造し、1階はアーバンシックなバー兼レストラン、2階から上はオフィス、そして地下にはイベントスペースが広がる。〈The Laundry〉は多くのクリエイターが巡り合い、共

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