天秤座の星模様
“自分”を主語にする
今週17日の牡羊座満月で、大きな気づきがありそうです。
天秤座は、常に天秤の一方の皿に己を載せています。他者をもう一方の皿に載せることで自分を“測る・量る”、つまり、自己を相対的に理解しようとします。そのため、自分に絶対評価を下すのは苦手です。純粋に自分だけの意見や願いを表明するのも不得手なところがあります。
4月の牡羊座新月からの半年間は、そうした部分の変化に迫られるようなことが多かったかもしれません。孤独のなか自分と向き合わざるを得なくなったり、他人の考えに関係なく自身の要望を問われたりしたでしょう。
今週の牡羊座満月のタイミングでは、心の声を真っ直ぐ聞き、欲しいものを素直に求めることができそうです。率直な意見が好意的に受け取られ、自分の考えが相手自身にもポジティブな影響を与えると実感するかもしれません。
さらに満月は火星(闘争心)とコンタクトしています。仕事に対する意欲が湧き上がり、今までよりももっと多くのことを手がけたくなるときです。「あれかこれか」ではなく、「あれもこれも」を取るタイミング。
また、満月は双子座エリアを逆行中の木星(幸運)と調和的に繋がっています。過去に学んできたことが、新しい出会いの鍵になります。
18日、愛と喜びを司る金星が射手座に移動すると、闊達な友人の励ましで元気になれそうです。気分転換に自然に触れることもおすすめします。
今週の全体の空模様
ふたつのものを手に入れる
14日、水星(知性・コミュニケーション)は蠍座へ移動します。蠍座の持つ深い洞察力や集中力、真実を見抜く力がもたらされるとき。また、他者と緊密な(ある意味閉鎖的な)関係を構築することもイメージできます。水のエレメントのサイン(星座)の人は、特にそうした影響を感じるかもしれません。
17日は牡羊座満月が起こります。4月の牡羊座新月で種蒔きしたものが、実り、収穫されるときです。
牡羊座新月以降、地道な研鑽によって得た強靭な自立性(命を燃やし生きる力)を、他者を助けるために用いるという課題がありました。人を支えることと自分自身を守ることとの両立が難しいと感じるときもあったかもしれません。
今週の牡羊座満月のメインテーマは、ひとりで2人分の人生を追求するバイタリティを得ることです。また、「AかBか」という二者択一ではなく「AもBも得る」ためにアグレッシブになれるよう意識したいときです。
この満月のもとでは、ダブルワークや二拠点生活を通して、2つの選択肢両方をとっていけるでしょう。さらに、対立する2つのものの仲介者として働くこともできそうです。自分を大事にしながら人を助けることもできるようになるでしょう。
この満月のタイミングでは、月にカイロンという小惑星が寄り添っています。そのため、欲望(願望)を直視せざるを得なくなります。本音を誤魔化さない勇気を持ってこそ、願いを叶えることができます。真っ直ぐに求め、チャンスがやってきたときにはためらわないで飛び込むことも大切です。
さらに、牡羊座満月が位置するのは、未来を友と語り合う場所です。この場所は「幸運の部屋」とも言われ、明るい未来を見つけられそうです。自分も自分以外の人たちもみんなが長所を活かして生きる可能性を探ること。
18日は、金星(愛と喜び)が射手座へ。冒険心が湧き上がって、ワクワクすることがしたくなるかもしれません。退屈な日常にスパイスをプラスしてみましょう。
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