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グロテスクな像の、真意を明らかにする。【地獄寺研究家】椋橋彩香

時代を変える!? 新〈肩書〉辞典

No. 934(2021.03.01発行)
なにしろラジオ好きなもので③
椋橋彩香

 タイ各地に点在する、地獄をテーマにした立体像が並ぶ寺院=地獄寺を研究する。生前嘘をついた人が舌を引き伸ばされていたり、動物を殺した人が頭部をその動物に変えられていたりと、仏教の五戒に基づく衝撃的な場面が並び、日本人からはB級スポットだと見られがちな地獄寺だが本国では訓戒・教育の場として根づいており、その奥深さに椋橋氏は魅せられた。最近は薬物中毒や環境破壊を戒める像も作られるなど、彼女いわく「現代社会を映すメディアでもある」。これまで訪れた107の寺に加え、また新しい像を発掘できる日を心待ちにしている。
【影響を受けた書籍】『HELL〜地獄の歩き方〈タイランド編〉』都築響一著。
【好きなタイ料理】発酵した臭い魚がクセになる「ソムタム・プラーラー」。

一番好きな、スワン・パーブリラットナージャーンの森の中の地獄像。
旅路の相棒は、クリップボードに挟んだ共通アンケート。寺の住職に回答してもらう。
住職たちが道中を案じてくれたお守り。
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写真/
大内香織
文/
福島絵美

本記事は雑誌BRUTUS934号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は934号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.934
なにしろラジオ好きなもので③(2021.03.01発行)

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