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大自然でステイホーム! レンタル宿泊も可能なオフグリッド極小建築。『Space of Mind』●Helsinki

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 934(2021.03.01発行)
なにしろラジオ好きなもので③
大自然を独り占め。フィンランド国内で法的な建築許可を必要としないサイズに収めることで汎用性を高めた。

この商品の魅力は?

1. 9.9㎡のコテージ住宅をオフグリッドで建設。
2. 寝室やオフィス、ジムなど多用途に使える。
3. 専用アプリからキーレスでレンタルも可能。


コロナ禍により、自然豊かな環境で仕事をしながら暮らすワーケーションスタイルが世界的な広がりをみせる昨今。ヘルシンキの建築事務所〈Studio Puisto〉が家具メーカー〈メイド・バイ・チョイス〉と共同で開発した「Space of Mind」もその一つ。総面積9.9㎡のモジュール建築で、組み立て済みの建物を運ぶため断崖絶壁や水辺、森の奥深くなど様々なロケーションで活用できる。内装は寝室、オフィス、ベンチプレスやプルアップバーが導入されたジムと、バリエーションは3つ。完全に独立したオフグリッド仕様を基本としながら、太陽光エネルギーを用いて電気なども供給可能だという。

 当初こそ住宅として個人をターゲットにしていたが、ホスピタリティ業界からの意外な反響があり、現在は主に宿泊施設にフォーカス。システムを開発し、短期からロングステイまで、キャビンのレンタルサービスをスタートさせた。

「ステイホームを強いられた時期に、わざわざ飛行機で遠くに行かなくても、身近で自然を楽しめばいいんだってことを実感したのがきっかけ」とプロジェクト責任者のウィレム・ファン・ボルデレン。フィンランド国内に4ヵ所がローンチするほか、欧州やニュージーランドで現地の木材を使いローカライズする計画も。好きな場所で、好きなように生活する。そんな夢のような暮らしを現実のものとする極小住宅の今後に期待だ。

寝室版にはシングルベッドが2台。
ロケーションを選ばないのが利点。現在サウナ版も開発中。
アプリでレンタル予約からチェックイン・アウトまで対応。
マシンやスツールも付いたジムキャビン。
オフィス仕様にはデスクと椅子、棚が。
僻地にはヘリで運送。
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『スペース・オブ・マインド』
個人で購入する場合25,600ユーロから。レンタルは月440ユーロほど。トイレは別棟で、寝室やオフィスなどの基本仕様や電気・ガスの有無を選択することができる。www.spaceofmind.fi/

text/
Eri Shimatsuka
edit/
Hiroko Yabuki

本記事は雑誌BRUTUS934号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は934号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.934
なにしろラジオ好きなもので③(2021.03.01発行)

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