ライフスタイル

特集に登場してもらった24人にマイカップを尋ねたら、「その人らしさ」があらわになりました。

COFFEE BREAK! コーヒーカップ、なに使ってますか?

No. 928(2020.11.16発行)
物語る、日用品。

中村圭佑 ●〈DAIKEI MILLS〉代表

成田周平さんの作品だそうです。うちの事務所にコーヒーカップを選んで買ってきてくれるスタッフがいて、これは「土っぽい感じが似合いそう」とセレクトされたもの。

渡辺有子 ●料理家

滋賀県甲賀市の陶芸家、大谷哲也さんの作。最近ようやく手に入れることができました。シンプルだからこそ佇まいの美しさが際立つ、私にとって理想のコーヒーカップです。

ジェリー鵜飼 ●アートディレクター

サンフランシスコの〈トラブルコーヒー〉に立ち寄ったら、必ず新作のマグを買ってしまう。これでコーヒーを飲みながら看板メニューのシナモントーストに思いを馳せるのです。

江口のりこ ●女優

妹が作った陶器のカップを、20年近くシブシブ使ってる感じです。中3の時に学校の授業で作ったらしく、底の裏側には中学校名とクラス、妹のサインまで入っています。

諏訪 敦 ●画家

安藤雅信さんの銀彩コーヒーシリーズです。もともとエスプレッソ派だったのに、ある時期からミルクコーヒーが好きになって、たっぷり入るものを、と探して見つけました。

永瀬二郎 ●金工作家

矢羽根と桜文様の蕎麦猪口。明治頃のものらしいのですが、印判(転写)なのに桜の雄しべとかの本数が作られた場所などによって微妙に違う。見つけたら買うようにしています。

DJみそしるとMCごはん ●ミュージシャン

祖父母の家にあったカップを、上京する時に譲ってもらいました。子供の頃、祖父母の家に泊まった日の朝ご飯は、これであったかいカップスープを飲むのがお決まりだったな。

鎌田奈穂 ●金工作家

夫からプレゼントされたスティーブ・ハリソンのコーヒーカップがお気に入り。取っ手が何度か取れちゃったんだけど(今も)、金継ぎしてみたり直しつつ大事に使っています。

デーヴィッド・マークス ●文化史執筆者

毎朝コーヒーを飲んでいますが、何年か前、母親が陶芸をやっていた頃、このマグカップをクリスマスでもらいました。使いやすくて、丈夫で、デザインが和っぽくて大好きです。

広瀬一郎 ●〈桃居〉店主

10年以上使っている益子の作家、郡司庸久さんのマグ。手が覚えて慣れているので使いやすく、朝のコーヒーは必ずこれです。たっぷりと入り、飴釉の色もきれいです。

平林奈緒美 ●アートディレクター

平日は家で旦那さんが淹れたコーヒーを〈YETI〉のタンブラーに入れて持っていきます。夫婦で同じものを使っているので、間違わないよう私の方にテープを貼ってあります。

中原慎一郎 ●〈ランドスケーププロダクツ〉ファウンダー

NY〈BDDW〉のファウンダー、テイラー・ヘイズが故郷オレゴンのジェネラルストアを使って店を始めたと聞き、そのサイトから購入した〈M.CROW〉のマグ。気分にぴったり。

津原泰水 ●小説家

九谷焼の小ぶりなカップ&ソーサーを色柄違いで何客か持っています。緑色がきれいで、濃いめに落としたコーヒーによく映える。柄も飄々としていて何年使っても飽きません。

日野明子 ●〈スタジオ木瓜〉代表

量もおいしさのうち、と思っていましたが、体調を崩した時、漢方医に水分をとりすぎと言われ、小ぶりの内田京子さんのマグに替えました。小さくても満足感があり体調も回復。

坂口真生 ●エシカルディレクター

沖縄に一人旅した際に購入した、現地の作家さんのカップ。とても個性的でアート感が溢れていて気に入っています。カップ以外の用途も想像が膨らむ一品です。

鈴木 元 ●プロダクトデザイナー

20年くらい使い続けている〈イッタラ〉のティーマ。普遍的なデザインというものを常に探しているのですが、今のところこれを超えるものにはまだ出会えていません。

菊池亜希子 ●モデル、女優

〈フィッツ&フロイド〉のマグカップは、一緒に暮らした犬の面影もあってお気に入り。編集者の友達からの贈り物です。容量たっぷりなので、集中したい時はこれを使います。

せきしろ ●俳人、作家

子供の頃、貨物列車にこっそり乗ったらどこまでも行けるんじゃないかと思っていた。その時の気持ちを思い出しながら、子供の頃には飲むことができなかったコーヒーを飲む。

小林和人 ●〈Roundabout〉〈OUTBOUND〉店主

宮城県栗駒にて昔ながらの技法で作陶を続ける鈴木照雄さんの作。どろっと溶けた釉が作る景色の豊かさはもちろん、洗練された形も魅力。いつまでも見ていられます。

山田英季 ●料理家

世田谷のアンティーク家具店で買った古い蕎麦猪口。伊万里かなあ、絵付けがズレてるので職人の練習用かも。そんなところも可愛いし、小さめのサイズ感がまた、いいんです。

相馬夕輝 ●〈D&DEPARTMENT〉ディレクター

栃木県益子、鈴木稔さんのぽってりとした、丸いカップです。コーヒーやチャイなど、なんでもこのカップで飲む毎日。来年は『土祭』もある益子町、ぜひ通いたい。

堀込高樹 ●ミュージシャン

益子の生形由香という作家の品です。カップによってコーヒーも随分と味の印象が変わるものだな、と実感しました。とろーり、まろーん、という口当たりです。

梶原由景 ●クリエイティブディレクター

実はスターバックスのマグカップ。裏側にはちゃんとロゴも入ってます。表参道にあった〈B−SIDE〉という藤原ヒロシさんプロデュースのスタバの記念グッズですね。

西坂晃一 ●〈白日〉店主

歪みがあり手馴染みが良く、毎日愛用しています。鹿児島の駆け出し陶芸家、岩切秀央さんのもの。古物のような雰囲気もあり、10年後にどうなるか、育てるのが楽しみな器です。

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本記事は雑誌BRUTUS928号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は928号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.928
物語る、日用品。(2020.11.16発行)

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