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茶葉の風味を丸ごと! “食べる台湾茶”な進化形チョコレート。『COFE 喫茶咖啡』●Taiwan

Coming Soon?? |日本に来て来て、あの店、このサービス!

No. 928(2020.11.16発行)
物語る、日用品。
グアバ×凍頂烏龍茶やマンゴー×包種茶など、自然農法で栽培された果物を加えたものも含め約10種類(50元〜)。

この店の魅力は?

1. 台湾茶を低温で乳化、濃厚なチョコレートに。
2. 人気ワイナリーとタッグを組み新商品を開発。
3. 古民家を改装。地元産食材を使ったブランチも。


ここ数年、台湾のチョコレートが熱い。台湾南部の屏東で栽培されるカカオ豆を用いたブランドが多数誕生し、世界的な品評会でも次々と高評価を受けているのだ。そんな中、台湾茶フレーバーで独自路線を進むのが、国際的な品評会である『インターナショナルチョコレートアワード』のアジア太平洋地域大会で、今年9つの賞を受賞した〈COFE〉だ。

 仕掛け人は自然派食品の人気ブランド〈土生土長〉を率いる顧瑋。開発の背景には「台湾産の優れた食材を広めたい」という思いがある。製法はホワイトチョコの作り方を応用し、カカオバターに粉末状の茶葉を加え、低温で長時間かけて抽出。ミルクパウダーの代わりに台湾南部・嘉義産の大豆粉で乳化させる。これにより茶葉そのものの繊細な風味が際立ち、“食べる台湾茶”と評判に。お茶愛好家からも高い評価を受けている。

 茶葉は新竹県峨眉にある〈徐耀良茶園〉の東方美人茶や、新北市坪林〈祥泰茶荘〉の包種茶など、優良茶園から仕入れている。地元産のフルーツを加えたり、自然派ワインを用いたりと、新商品の開発にも積極的だ。昨年迪化街にオープンしたカフェでは、地元産食材をふんだんに使ったブランチも味わうことができる。

 台湾らしさを追求した、ユニークなチョコレートの数々。ギルティフリースイーツの新顔として、旅行者にも受け入れられそうだ。

〈有記名茶〉の茶葉、南投県産コーヒー豆、東方美人茶を使用。350元~。
徐耀良茶園から新茶を直送。
窓枠や床は往時のまま。
ブランチは250元。
肉料理に使われるスパイス・馬告や有機栽培の菊の花なども。
台湾中部のワイナリー〈威石東〉とコラボ(480元)。
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コーフェ 喫茶咖啡(ツーツァーカーフェイ)
築80年ほどの老家屋をリノベーション。朝食やブランチには著名ベーカリー〈陳耀訓〉の食パンが付く。●台北市大同區迪化街一段248號2F。10時~18時(土・日9時~19時)。毎月最終火曜休。

photo/
Wakako Gomi
text/
Mari Katakura
edit/
Hiroko Yabuki

本記事は雑誌BRUTUS928号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は928号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.928
物語る、日用品。(2020.11.16発行)

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