エンターテインメント

ゲーム実況と見紛う演劇を。|佐久間宣行 → Rachel

佐久間宣行のカルチャー交歓!

No. 925(2020.10.01発行)
いつでも! おいしい酒場。

 佐久間です。今回のゲストは、chelmicoのRachel。数年前から知り合いですが、「友達を増やしたいから」と誘ってくれて先日ご飯に行きました。でもそれきりなので、まだ友達にはなっていません(笑)。今回推薦するのは、劇団ヨーロッパ企画の作品。メンバー間に友情と信頼があって、素直に演劇を楽しむ彼らの姿勢は、2人の仲の良さや「ラップ楽しい!」って気持ちが曲に溢れるchelmicoに通じるなと。ゲーム好きのRachelに観てほしいのが『ビルのゲーツ』。ビルに閉じ込められたサラリーマンたちが、様々なゲートを通過して脱出を図る、“脱出ゲーム”をモチーフにした作品なんですが、途中で急に難易度が上がるところなど、ゲームあるあるが転がっていてかなり笑えます。さらにゲーム実況を観ている感覚にもなって、なぜか演者たちを応援しちゃうんですよね。脚本のうまさに引き込まれます。

『ビルのゲーツ』

2014年に初演された、京都を拠点に活動する劇団・ヨーロッパ企画の第33回公演。巨大カンパニーのビルに呼ばれた、ベンチャー企業の社員たちが繰り広げる“ゲートコメディ”。作・演出:上田誠/出演:石田剛太ほか/3,000円(DVD)。

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さくま・のぶゆき

1975年福島県生まれ。テレビ東京プロデューサーとして『ゴッドタン』等を担当。『オールナイトニッポン0(ZERO)』に出演中。

Rachel
レイチェル/1993年神奈川県生まれ。ラップユニット・chelmicoとしてMamikoと共に2018年メジャーデビュー。3rdアルバム『maze』が好評発売中。

編集・文/
福島絵美

本記事は雑誌BRUTUS925号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は925号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.925
いつでも! おいしい酒場。(2020.10.01発行)

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