ファッション

『CHROME HEARTS TOKYO』どんなものでもクロムハーツ。真の職人魂を知る。

店でこそ味わえる、最高の買い物体験。

No. 924(2020.09.15発行)
必要な服だけを。
ジム、フィットネスアイテム。ウェイトベンチなどのプロダクトがリリース。

日々、拡張し続けていく幅広い品揃えに刮目せよ。

 ジュエリーやレザーアイテムのイメージが強いクロムハーツだが、実は家具や生活雑貨などの展開も充実している。それらのアイテムが別格に幅広く見られるのが、ここクロムハーツ トーキョー。ライフスタイルフロアである店舗2階に上がると、ブランドの真髄に触れられる。そこにはステーショナリーやキッチンツールから、ソファにブックシェルフまで、生活にまつわる様々が揃う。創業者のリチャード・スタークは、建設関係の仕事を経て、自らがバイクに乗る時に身に着けるレザーウェアを製作したのがブランドの始まり。もの作りの幅広さにも納得できる。ベッドなどの大型家具類もオーダー可能というから、さすがのクラフトマンシップである。また最近だと、ジム、フィットネスアイテムもリリースされた。サンドバッグに目を向けると天板にまでもCHプラスモチーフ(ブランドを象徴するデザインの一つ)があしらわれている。ブランドがスタートしてから、今もなお創作意欲は健在だ。

重厚感漂う本棚。蝶番や扉を引く取っ手部分など、さりげない部分にクロムハーツのモチーフが宿る。
レザーが贅沢に用いられたサンドバッグ。さりげない模様や、シルバーが細部へのこだわりを感じさせる。
サンドバッグを支える天板。CHプラスモチーフが施されている。

隠れクロムハーツを発掘し真のもの作りに出会う。

 あらゆるものがクロムハーツのプロダクトに落とし込まれている、だけではなく、店の内装までとにかく徹底されている。クロムハーツ トーキョーもアメリカ本国から職人が来日し作られたというだけに、店内の随所にブランドのクラフトマンシップが感じられるのだ。まず、店の門をくぐり中庭のバスケットコートに目を向けると、なんとシルバーのクロスボールが連なるゴールネットが登場する。店の外からも存在感が漂うラグジュアリーなシャンデリアはバカラ社の特注品で、さらに目線を上げてみるとそれを吊す天板までもクロムハーツ仕様。階段の石材のサイドには、精緻なデザインでブランドアイコンの一つであるクロスモチーフがあしらわれている。抜かりは一切ない。エレベーター前の床に大判のシルバー×エボニーのCHプラスモチーフが施されていたりもして、目線を下げても面白い。無論、見栄えのする大きな部分だけではない。ジュエリーケースなどの蝶番や鍵蓋のパーツ、洋服を吊したハンガーにまでシルバーが使われているのだ。ちなみに、什器から店内の細部にまでエボニー素材が使われている。至るところにある“隠れクロムハーツ”を探して店内を巡ると、シルバーもより輝いて見える。

バカラ社の特注品シャンデリア。
床にあしらわれたシルバー×エボニーのCHプラスモチーフ。
ゴールネットもシルバー。
店内を歩くと、ウェアが吊られているハンガーに目が行く。フック部分までクロムハーツのシルバー仕様。
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CHROME HEARTS TOKYO

日本で初めてのオンリーショップとしてオープン。日本最大の広さで幅広いラインナップが揃う。●東京都港区南青山6−3−14☎03・5766・1081。12時~(土・日・祝11時~)。不定休。

photo/
Keisuke Fukamizu
text/
Naoto Matsumura

本記事は雑誌BRUTUS924号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は924号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.924
必要な服だけを。(2020.09.15発行)

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