ファッション

『ARMANI GINZA ⁄ TOWER』アルマーニの革新と伝統に触れるタワー。

店でこそ味わえる、最高の買い物体験。

No. 924(2020.09.15発行)
必要な服だけを。
アルマーニにとっても、このデジタルウォールは世界初の試み。ランウェイの写真なども見られる。

ネットにもないアルマーニ本人の超貴重映像を拝む。

 銀座タワーの1階エントランスから入ると、超大型タッチパネル4台が連なる「デジタルインフォメーションウォール」が迎えてくれる。新作やコレクション写真が見られ、アプリ連動も可能な革新的なスクリーンとあって話題になったものだが、実はここにヒストリーという項目があり、ジョルジオ・アルマーニ本人の超貴重映像が見られることは意外に知られていない。氏自らが、スーツの裏地・芯地・肩パッドなどを抜いていく映像は鮮烈。それは今では当たり前となっている、ソフトでシワのつきにくい“アンコンジャケット”誕生の瞬間なのだ。特筆すべきはこの映像が、ブランド設立40周年を記念して公開された貴重な映像で、今はネットでも公開されておらず、デジタルウォールでしか見られないということ。ほかにも本人のデッサンシーンや、デザイナーとしての誕生秘話を含む3つの映像が見られる。アルマーニの歴史を知りタワーを巡ると、感動は何倍にも膨れ上がる。

既製品と近いプライスでスーツのオーダーが可能!?

 アルマーニのスーツにおけるクリエイティビティを感じたなら、ぜひ4階へ。巨大な自動ドアの先は予約制のオーダールームで、生地選びや採寸ができる。型をセレクトしていくメイドトゥオーダーシステムなら、既製品にプラスアルファ程度の価格で作れるのだとか。

映画『アメリカン・ジゴロ』 のように、クラシックをイメージして作るのもいい。

世界から選りすぐられた各フロアの大理石も必見。

 実は建物自体がパワースポットだと噂されていることを追記したい。4階までのほぼ全フロアの床にはブラジルやノルウェーなど世界中から集められた大理石が惜しみなく使用されている。どれも深い山岳地帯から採掘されたものや、長い年月をかけて地層が積み重なってできた稀少なもの。大理石は“マイナスのエネルギーを防ぐ”ともいわれているから、各フロアに立てば、御利益があるかもしれない……⁉

ファッションカテゴリの記事をもっと読む

ARMANI GINZA ⁄ TOWER

2019年にリニューアルした地下2階、地上11階建ての建物。料理が楽しめるリストランテなど、“衣食住”が揃う。●東京都中央区銀座5−5−4☎03・6274・7000。11時~19時30分。不定休。

photo/
Keisuke Fukamizu
text/
Naoto Matsumura

本記事は雑誌BRUTUS924号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は924号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.924
必要な服だけを。(2020.09.15発行)

関連記事