ライフスタイル

NBA選手たちの「バブル」暮らし。

生島淳の僕しか知らないアスリートの秘密

No. 924(2020.09.15発行)
必要な服だけを。

 世界各国で、「それなりに」スポーツが再開されている。中でもうまくいっているのは、アメリカのバスケットボール、NBAの「バブル」という方式。でも、バブルといっても、株や不動産のことじゃないからね!

 NBAは競技を再開するにあたり、新型コロナウイルスの感染者がいない状況を作り、選手、関係者を一ヵ所に集めて定期的に検査をすることにした。あちこち移動していると感染のリスクが高まるので、「元気な人たちを集めちゃえばいいじゃん」と考えたワケ。合理的ですね。しかもNBAが選んだ場所は、フロリダ州のディズニーワールドであります。

 つまり、ウイルスフリーの状態を作り、外界との接触を遮断する状態を泡というか、シャボン玉で覆ってしまうイメージになぞらえ、バブルと呼んだというわけ。

 アメリカのメディアを読んでいたら、バブルに隔離される選手たちがどんな生活をしているのか調べていて、興味深かった。ほとんどの選手がゲーム機器を持ち込んでいて、ソフトはほとんどが格闘系。でも、バスケのゲームで自分を操作してるよ、という選手がいて笑ってしまった。また、ショッピングは通販で済ませることになるが、いちばんの売れ筋まで暴露されていた。隔離生活で欲しくなるものといえば、なんだと思いますか? 答えは……ワインです。中には自前のワインセラーまで持ち込んで温度管理まで完璧な選手も!

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いくしま・じゅん

スポーツジャーナリスト。近著に『どんな男になんねん』などがある。

イラスト/
土車大八

本記事は雑誌BRUTUS924号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は924号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.924
必要な服だけを。(2020.09.15発行)

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