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スキンケアをしようにも、 肌質や買うべき商品が わからないんです。

Brutus Best Beauty

No. 924(2020.09.15発行)
必要な服だけを。

志を持って、スキンケアに取りかかろうと、いざコスメ情報を見たり、ドラッグストアに足を運んだところで、商品には「乾燥肌用」とか「オイリー肌タイプ」などと書いてあり何を買っていいのかわからない。そもそも自分の肌のことを知らないことに気づかされるのだ。では、肌質についてどう知るか。美容皮膚科を調べるとHPからして“女の園”といった感じ。ハードルが高くて心が折れてしまう。でも難しく考える必要はない。まずは親しみのある町の皮膚科を頼ってみよう。記念すべき第1回は〈めぐろ皮膚科クリニック〉の深野祐子先生に、肌との付き合い方についてお話を伺ってきた。

Q
肌のケアをしようと思っても、自分の肌質がわからないのですが、まず何から始めたらいいですか?
深野祐子
当院では、吹き出もの、シミ、毛穴など、具体的なお悩みを伺って解決策を示しています。何に悩むべきかすらわからないという方は、日焼け止めを毎日使うところから始めましょう。シミや皮膚の老化は、原因のほとんどが日差しによるものなのです。
Q
最低限の大人の身だしなみとして肌を整えたいんです。でも、肌質もわからないし、どんなケアグッズを使うべきなのか……。
深野
シンプルに考えましょう。頬を触ってベタつくならオイリー肌用、乾燥していると思えば保湿ケアのものを選んでください。
Q
季節によってベタベタしたり、カサカサしたり、肌質が大きく変わることもありませんか?
深野
もちろんあります。ですから、日常的に自分の顔を鏡で見て触って、肌の状態を知っておくことが大切ですね。日々のチェックにより、トラブルや変化にもいち早く気づくと思います。最近だとZoom会議で自分の疲れ切った顔を見て、慌ててケアを始めたという人も多いようですね(笑)。
Q
プロのアドバイスも欲しいのですが、美容の相談となると、ちょっと気恥ずかしいんです。
深野
水虫や発疹を診てもらいに来て、ついでに顔周りのお悩みを相談される患者さんは、意外と多いです。医師にもよりますが、ほかのお悩みとセットで聞くのもアリだと思いますよ。最近はアプリなど、人目を気にせず肌診断ができる方法があるので、活用するのもおすすめです。
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ふかの・ゆうこ

〈めぐろ皮膚科クリニック〉院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。医学博士。皮膚のかかりつけ医として地域に根ざしつつ、英語診療やオンライン診療にも対応。

本記事は雑誌BRUTUS924号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は924号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.924
必要な服だけを。(2020.09.15発行)

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