旅と地域

私たちは旅を忘れない。

新・ニッポン観光。

No. 923(2020.09.01発行)
新・ニッポン観光
日本最後の清流と呼ばれる、全長196㎞、四国最長を誇る四万十川。この大河下流に架かる通称・赤鉄橋(四万十川橋)を朝霞の中、見る。この橋の歩道には、ホタル、アユ、タンポポなど四万十川にゆかりある動植物が描かれる。

ふだん急ぎ足で通り過ぎる近所の道も、ゆっくり歩くことができるこの頃は、道端に咲く花の名前を覚え、小さな新しい店を見つけ、深呼吸しながら空気の味を知る。いつもよりスローペースでいるってのも、悪くない。海外で見つける刺激的なカルチャーもいいけれど、いまはニッポンのことを知る時だ。謙虚できれい好き、四季と神々へのリスペクトを忘れない、そんな日本人を生み出してきた美しい風景を訪ねる。まずは、自分が住んでいる身近な場所から。あわてることはない、私たちは旅を忘れない。旅もまた、私たちを忘れない。

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photo/
Keisuke Fukamizu

本記事は雑誌BRUTUS923号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は923号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.923
新・ニッポン観光(2020.09.01発行)

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