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木の聖なる力が、人々を救うと信じて。【聖樹・巨樹研究家】杉原梨江子

時代を変える!? 新〈肩書〉辞典

No. 920(2020.07.15発行)
最高の朝食を。
杉原梨江子

 世界中の木の神話や思想を研究。国内では戦災を生き延びた木を巡り、その逸話を執筆やセミナーで世に伝える。年間100本以上を巡る杉原氏が木に魅せられたのは、病で生きる希望を失った時、育てていたガジュマルに勇気づけられたことから。木と対峙する時は、まずは出会えたことへの感謝の挨拶に始まり、樹皮をくまなく観察。原爆や空襲などの傷痕から歴史を振り返り、木とともに生きてきた人に話を聴く。気に入ったら最低1時間、朝から晩まで木のそばから離れられず、その生命力をじかに受け止める。
【感化された伝説】天と地をつなぐ木=宇宙樹ユグドラシルが世界を支えるという北欧神話。
【愛読書】『イメージの博物誌15生命の樹―中心のシンボリズム』(平凡社)。

最も生命力を感じた木の一つが、青森県にある御神木「十二本ヤス」。樹齢は約800年。

木から感じたことは、その場でメモ。帰宅後には天然木が表紙のとっておきのノートに清書し、思考を整理。

長時間対峙する際のお供には、自宅で育てたローズマリー入りの水。

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編集/
福島絵美

本記事は雑誌BRUTUS920号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は920号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.920
最高の朝食を。(2020.07.15発行)

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