ライフスタイル

食への執着は、三者三様。

生島淳の僕しか知らないアスリートの秘密

No. 920(2020.07.15発行)
最高の朝食を。

 アスリートの世界は食事に敏感だから、情報収集に余念がなく、プラスになると思えばどんどん取り入れていく。試合後30分以内に食事をとらない選手をどやしつけたのは、サッカー、マンチェスター・シティの監督、ペップ・グアルディオラ。「恋人と食べるんじゃなくて、スタジアムで食べないと回復が遅れ、プロとは言えないぞ」。厳しいね。恋人とワインを飲んだ方が楽しいけど、これも仕事のうちだそうで。

 食事を一切気にしなかったのはウサイン・ボルト。彼は北京五輪の時に、マクドナルドがオフィシャルスポンサーだったこともあり、無料のチキンナゲットを期間中、1000個食べていたっけ。

 ボルトの対極にいるのが、テニスのジョコビッチ。彼は実家がピザ屋だったことも影響したのか、小麦に対してアレルギー反応があり、そこから、グルテンフリーを実践して揺るぎのない王者に。そこから進んでヴィーガン生活を実践するようになり、ついにはレストランまで開いてしまった。食事の重要性をアピールする姿勢は一貫していて、ネットフリックスで公開された『ゲーム・チェンジャー スポーツ栄養学の真実』のプロデューサーにも名を連ねたほど。ジョコビッチ氏の朝食はといえば、マヌカハニー2匙、必要とあらばグルテンフリーのパンに、ツナ、アボカドをのせるそうです。6月は新型コロナ陽性だったけど、食事で元気になってね。

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いくしま・じゅん

スポーツジャーナリスト。近著に『どんな男になんねん』などがある。

イラスト/
土車大八

本記事は雑誌BRUTUS920号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は920号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.920
最高の朝食を。(2020.07.15発行)

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