炊きたての土鍋ごはんと珍味、 野菜の味噌汁が日々のルーティン。|ツレヅレハナコ ●編集者

ウマイお取り寄せで作る贅沢モーニング。

No. 920(2020.07.15発行)
最高の朝食を。

1. 『 宮城県大崎市鳴子産 ゆきむすび 』 伊達の蔵出し本舗−お米の匠
寒冷地で育つ稀少米。食感の良さ、旨味の強さに定評があり、リピーターも多い。「もっちりして甘味とツヤがある大好きなお米。炊きたてはもちろん、冷めてもおいしさが変わらない」


2. 『昭和の塩辛』 赤羽屋 磯辺商店
ミネラル豊富な海塩を使用することでとがった塩味をまろやかに、徹底的な水分調整でイカワタの濃厚さを引き出した。「ぬか床のような発酵食品で、混ぜるととろみが増し日ごとに味が変わる。まさに生きた塩辛」


3. 『若摘山椒ちりめん』 紫野和久傳
5月初旬に摘んだ爽やかな辛さと清々しい香りのブドウ山椒をちりめんと合わせてふっくら炊き上げた。「定番のちりめん山椒も好きですが若摘は別格。山椒がやわらかくて若々しい印象。香りも鮮やかでごはんが進む」


4. 『三陸たらこ醤油漬け』 魚よし
日本有数の好漁場を擁する岩手の大槌から。地元で水揚げされたマダラの子を手作業でほぐしタレに漬け込む。プチプチの食感とネギの香りがアクセント。「ネギのみじん切りがたっぷり。薬味好きにはたまらない」


5. 『野菜ボックス 小』 エビベジ
旬の野菜約10種類をセットに。年間で90品目以上を育てる海老原ファームの野菜は「葉物も根菜も全部、甘くて味が濃い。季節の野菜を味噌汁に数種入れ、ニンジンやダイコンの葉も余すことなく使い切ります」。

酒のアテにもなる珍味が朝ごはんでも大活躍。

 早寝早起きで6時には起床。料理を仕事にしているから、朝食では複雑な調理をしたくないのが本音。火を使うのも時間も最小限で、すぐに食べられるのが私の理想です。だから朝の支度は、2合炊きのかまどで米を炊いて、野菜のシンプルな味噌汁を作るだけ。あとは小さなバットにのせた珍味セットを冷蔵庫から引っ張り出してきて、豆皿に取り分ければ朝食の出来上がりです。

 珍味は仕事で地方に出かけた先で、紹介されたり見つけたり、そんな縁からレギュラーになるものが多いですね。特に飲ん兵衛にはたまらない珍味王国、東北6県のものが多いかも。夜のアテにもするので結構な勢いで消費。瓶が空になったら別の珍味に選手交代しています。お米は「ゆきむすび」一択です。お弁当に合う冷めてもおいしいお米を探していて出会ったものですが、食感も食味もピンポイントではまりました。〈エビベジ〉の野菜も畑から抜きたて感満載で根菜のおいしさは別格。米と野菜とお気に入りの瓶詰さえあれば、私の朝は盤石です。

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ツレヅレハナコ ●編集者
食と酒とをこよなく愛するフリー編集者。著書に『女ひとりの夜つまみ』ほか多数。新刊『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)を上梓したばかり。

photo/Yoichi Nagano, Kaori Oouchi styling/chizu edit&text/Mutsumi Hidaka text/Riho Nakamori, Kimiko Yamada cooking/Namie Omi, Yukie Shibusawa illustration/Mariko Yamazaki

本記事は雑誌BRUTUS920号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は920号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.920
最高の朝食を。(2020.07.15発行)

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