ライフスタイル

あったら怖い、新しい“スポーツ”様式。

生島淳の僕しか知らないアスリートの秘密

No. 918(2020.06.15発行)
CURRY for Geeks 混ぜる、食べる、混ぜる

 ちょっと前のことだけれど、TBSラジオの名物番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』を聴いていたら、「ポストコロナの世の中はこう変わる!」みたいなテーマでメールを募集していて、中にこんなものがあった。

 野球の三塁ベースコーチは廃止。ランナーが本塁に突入するかどうかは、コーチャーズボックスに設置された信号を使うが、ベンチの監督が赤信号か青信号のボタンを押して伝達する。

 こんな内容。夜中だったが、ベッドの中で大笑いしてしまった。へたをすると、向こう数年は世界中でソーシャル・ディスタンスを意識した生活様式になってしまいかねないから、スポーツのルールやマナーも大きく変わりそう。そこで思いつくままに、新しいスポーツ様式を想像してみると……。

・バスケットボールでは2m以内のディフェンスが禁止され、ファウルがなくなる。

・ラグビーのスクラムは、濃厚接触そのものなのでNG。

・野球の審判はロボットにアウトソーシング。球審もぜーんぶテレビ審判へ変更。見逃し三振した選手向けに、ストレス解消用のロボットを用意。ただし、口答えされる可能性あり。

・柔道ではプロレス風マスクの着用に加え、寝技の禁止。

 こんなことが実現してしまったとしたら……スポーツじゃなくなっちゃいますね。本当になりそうで、ちょっと怖い。

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いくしま・じゅん

スポーツジャーナリスト。近著に『どんな男になんねん』などがある。

イラスト/
土車大八

本記事は雑誌BRUTUS918号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は918号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.918
CURRY for Geeks 混ぜる、食べる、混ぜる(2020.06.15発行)

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