エンターテインメント

ペネロペは、STAY HOMEでも、 コントロールはできかねます。|『ペイン・アンド・グローリー』

みんなの映画 by Takashi Homma

No. 917(2020.06.01発行)
マンガが好きで好きで好きでたまらない
『ペイン・アンド・グローリー』監督・脚本:ペドロ・アルモドバル/出演:アントニオ・バンデラス、ペネロペ・クルスほか/6月19日、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。©︎EI Deseo.
BRUTUS(以下B)
リモートワークのホンマさーん お元気ですかー? 
ホンマタカシ(以下H)
はい、こちら、STAY HOMEが、パンデミックでクラスターして、アンダーコントロールしているホンマです。
最近流行りの言葉を並べただけですね(苦笑)。ところで久しぶりのアルモドバル監督(*1)の新作はどうですか? 監督自身を彷彿とさせるアントニオ・バンデラスが演じる映画監督が自分の人生と映画の関係を追い求めていくアルモドバル版『ニュー・シネマ・パラダイス』といわれています。
『私が、生きる肌』(*2)みたいに怖い映画だったら嫌だなあと思っていたら、良い映画だったね。映画って、ホントにいいですね、じゃあ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
淀川さん! 早いですよ(笑)。
ペネロペは母親役で相変わらずのお色気番長で、いつあの若者とできちゃうのかなとワクワクしてたら……、衝撃すぎて卒倒しちゃった! あの若者のギリシャ彫刻みたいな全裸シーンが不要不急なのか? アルちゃんったら! 都知事に怒られるぞ(笑)。
……、アルモドバル監督にとっては、”要”だったんでしょうね。
劇中劇も効果的。ラストをどうやって終わらせる? と思っていたら、そうきたか! と、拍手しちゃいました。映画って本当にいいですね、サヨナラ、サヨナラ。STAY HOMEです。私はパチンコには行きません
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*1

映画監督、脚本家アカデミー賞脚本賞受賞作品『トーク・トゥ・ハー』ほか受賞多数。

*2

2011年公開。アントニオ・バンデラスが危険な整形外科医を演じる。原作は小説『蜘蛛の微笑』。

本記事は雑誌BRUTUS917号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は917号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。

No.917
マンガが好きで好きで好きでたまらない(2020.06.01発行)

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